神曲奏界ポリフォニカ ストラグル・クリムゾン (GA文庫)
- ソフトバンククリエイティブ (2006年10月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797337808
作品紹介・あらすじ
刻々と衰えていくばかりのコーティと、ただ一緒にいるだけの時間の中で、あらためてお互いの存在を意識し合うフォロン。出会ってから初めてとも言える、それはゆったりとした時間だった。その一方で、ツゲ事務所の面々は、『コア』奪回のための作戦を実行しようとしていた。だが、待ち受けているのは奏始曲の支援を受けた上級精霊二柱。陽動のため、あえて敵中で暴れ回るヤーディオだったが、やがてじりじりと押され始める。事務所の仲間を助けるため、駆けつけるコーティとフォロン。二人の思いが届くとき、失われた絆が蘇る!最高潮シリーズ第四弾。
感想・レビュー・書評
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ようやく目覚めた彼女は、大人のまま。
身体は良好のお墨付きをいただいたけれど
いつもの省エネ状態になれない。
想像すると視界的には楽しい状態ですが
双子は…と思ったら、やはりな現実。
しかしそれよりも、荷物の行方。
一応奪還できるのか? と思っていましたが
その話はきちんと終了。
合間合間に、精霊と人間の間柄が出てきたり
生態系の話が出てきたり。
そして最後には、知り合いばかり、な状態。
彼らが口にした『その姿』とは、どういう事なのか。
彼女は分かりますが、彼は??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じ説明を三度も四度もやられると流石に飽きてくるというか、シリーズ累計で同じ説明を何度しているんだこの野郎という気持ちが沸き上がって来る文章構成。
説明が多い割に人間関係の心理情景を大切にしているので物語の展開が間延びしてしまっているという残念さ。しかも、その説明は行動に対するものが殆どで心理面に対するものは稀であったように思う。 -
シリーズ第4弾。前の『スパーティング・クリムゾン』と続きものになっています。
前巻の戦いで、不安定な大人の姿から戻れなくなったコーティカルテを目の当たりにしたフォロンは、あらためて精霊と人間との関係について、そして自分とコーティカルテとの関係について考え始めます。
一方ユフィンリーたちは、盗まれた『コア』を奪回するため、港に停泊中の敵の船に潜入します。そんな彼らの前に、骸骨の姿をした上級精霊ディエス・ゴル・アルバークライドが姿を現わします。
コーティカルテとディエスとの会話から、過去に人間と精霊との間で重要な出来事が起こったことが示唆されているのですが、詳細は明かされていません。ここから一気にストーリーの核心に入ってゆくのかと思いきや、次の『ビギニング・クリムゾン』は過去の話になります。 -
コーティは、大人バージョンのほうが好きです^^
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精霊は人間とは違う。といわれてもコーティをはじめみんな可愛い。と思いきや「強っ笑」ってなったりします。まぁ女王様がカッコイイね。フォロンがうらやましいです!
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弱体化コーティーと、「天才」と、夜の埠頭決戦と、完全復活。結局なぜ調律されたかは不明。後々の伏線として回収される気配がない終わり方…。レンバルトとボウライのやり取りがよかった。
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第4巻。深刻なダメージを受けたコーティカルテ。精霊警官マナガ(同シリーズブラックのキャラ)の協力を得たユフィンリー達は、発掘物「コア」を奪回すべく敵地に乗り込むが、第三の上級精霊の出現で絶体絶命の危機に。
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