マンガでわかる微分積分 微積ってなにをしているの?どうして教科書はわかりにくいの? (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2007年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797342505
作品紹介・あらすじ
「微分積分」というと、難しいというイメージ。教科書を開けばいくつも公式があって、覚えるのも大変そう。「そもそも私の人生に役立つの?」なんて思っていませんか?微分積分が簡単だと言うつもりはありません。でも、ハダシで逃げ出すような相手でもないんです。公式は暗記じゃなくて自分でつくるうちに身につくもの。本書で微分積分への一歩を踏み出してください。
感想・レビュー・書評
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いままで何冊、微分積分の入門書に挫折してきたことだろう…。本書は最後まで読み切れた。快挙だ。
ちゃんと記号の読み方まで書いてある(これはすごく大事)。「マンガでわかる」というタイトルだが、本文と密接に関連しており、マンガというよりは図示に近い(これが相当、理解の助けとなった)。
自分で手を動かして計算してないので、テクニカルな変形は身につかなかったけれど、微分積分の基本的なコンセプトは理解できた。微分積分が何をしているかが明快に説明されてあり、スッキリした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本来は勉強に取り掛かる前に読むものなのだろうが、微分積分を一通り勉強した後に読んだ。曖昧になっていた部分や教科書を見るだけではイメージが出来なかった部分の理解が深まった。 数学が嫌いな私でも分かりやすいと感じた。ページ数も少なく、 イラストも多めで可愛かったので、とても読みやすかった。
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曲線状の傾きを求めるための任意の二点を究極まで近付ける事を極限と呼び、その傾きを求める事が微分するという事。積分は微分の逆演算。積分定数を忘れずに…。あー、そうでした。積分記号のインテグラルに範囲指定をする事で、面積を求めると。この求積法から、円錐や球の面積の求め方の応用へ。懐かしくてワクワクしてしまったが、それだけ、今の日常で使っていないという事か。
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微積分の基礎について,漫画を交えながら説明している。教科書的な説明ではなく,順を追って噛み砕いて説明してくれるので,分かりやすい。
ただ,(私のような)文系人間にはやや難しい部分もあり(特に積分のほう),1度さらっと読んで終わりというわけにはいかなかった。十分に理解するためには,自分で手を動かして計算してみることが必要だと感じる。 -
港Lib
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おもしろい本でした.株価の推移にグラフの傾きが(P.25)登場したり,写真の修整で能面顔になるのが輪郭をぼかしすぎた効果で―そこに微分が登場(P29)など,へ~えと思った.
導関数の定義・概念くらいは子供に説明できるようにしたいものです(p.54, 58)
∫f(x)dxの意味が懇切ていねいに.=f(x)とdx(=ごく短い短冊の面積)をaからbまでの区間束ねる=ということ.(=p137-143)
さいごは物理の力学の数学的解説.これも時々は読むように(p190-201)
※しかしこういう本は,これから数学IIBを始めよう,という高校生が,そのまえに読むべき本ですよね! 高2になる春休みの宿題!→感想文かいてきなさい! なんてeffectiveなのでは? (じぶんは全然その分野の仕事ではありませんが) -
所在:展示架
資料ID:10800258
請求記号:413.3||I83