神曲奏界ポリフォニカ アニバーサリー・ホワイト (GA文庫 た 1-4)

著者 : 高殿円

• SBクリエイティブ (2007年9月12日発売)

作品紹介・あらすじ

スノウたちの通う、中央精霊師学院は冬の長期休暇に入っていた。生徒達は久しぶりに故郷で休暇を楽しんでいたが、メイドのスノウはそうもいかない。学校に通っているぶんもきちんと働けと、執事のルークに強く命じられていたからだ。もちろんスノウも普段の恩を返すべく働く所存ではあったが、ひとつだけ気がかりなことがあった。そこで彼女は半日でいいから休暇をくれとルークに懇願するが、頑として聞き入れてはもらえない-。ルークの過去をスノウが知ることとなる『僕の時を刻む神曲』をはじめ、帰省したジョッシュに起こった物語『セレブレーション・ホワイト』など3作品を収録した初の短編集。

感想・レビュー・書評

[永杜さんの感想 · 2016年1月17日]

帰省した生徒の日常短編？

当然主人公の日常も入りますが、同僚の驚くべき真実。
いやでも冷静になって考えれば、変わらない姿に
ちょっと不思議に思わないのか、とも。
別の婚約者、という驚きも登場。
ついでに主人公と相棒の認識のすれ違いが…ｗ

そして最初に出てきた、現在留守の人。
もしかしなくても、次の短編のよい所を
かっさらっていったのは、その人？？
最初に主人公が疑問に思っていた事も
この話がうっすら解決してくれている感じです。

そして最後には、まったく関係ない…ほのぼの？
しいて言えば、すべての短編に関連するのは
恋愛感情、でしょうか？

[omikuさんの感想 · 2011年5月18日]

ポリ白シリーズ4。この巻でイラストのきなこひろさんの担当終了。

[Roko（ろこ）さんの感想 · 2010年5月24日]

読了　2010/5/22

短編集ｗ
どのカップルも良い感じｗｗ

[備忘録さんの感想 · 2009年10月28日]

第3巻　まさかの短編集。の割にはここに来て新たに張られた伏線のようなものもあって読み飛ばす事はできないけど早く本筋の続きが読みたい！そして最初の話を読んだ限りブランカは思ったよりも子供なんだなー。ミノティアスの話は素晴らしすぎる！

[かとり〜ぬさんの感想 · 2008年10月7日]

今回のポリ白は短編集

著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級　富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』（文藝春秋）など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」