- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797345223
作品紹介・あらすじ
Webがユーザーに受け入れられ一般化する中で、Webサイト構築そのものを見直さなければならないタイミングが来た。本書では、新時代に対応できるWebサイト構築の手法を「ワークフロー」というメソッドを柱におき解説する。さらに株式会社キノトロープが提供するメソッド、「ユーザー体験シナリオ」と「コンテンツマネジメント」がユーザーに「満足体験」を与えWebブランディングを達成することをわかりやすく解説する。
感想・レビュー・書評
-
今まで数多くのウェブ構築(受託案件)を手がけてきたキノトロープがノウハウをまとめた一冊。
リアル店舗、コールセンターなど、ユーザーとの様々なコンタクトポイントがあるなかでのウェブの位置づけを考えるところから始めて、ユーザー企業の組織体制を勘案したCMSや運用体制の構築まで、どういった打ち合わせやアウトプットが必要なのかが細かに書かれています。
単なるウェブサイトではなく、比較的規模の大きなユーザー企業のCMSを導入したウェブサイトを想定しているため、一般的な技術本よりもずっと綿密で読み応えがありました。
良書です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
企業webサイトを作るうえで、プロ視点での流れの解説。
結局大事なことは、
「何が目的か?」
を吟味し、設定したうえで
「それを達成するための手段は?」
のベストソリューションを常に考え続ける、ということだと思った。
Webサイト作りに限らず、すべてのビジネスはそうだと思うが…。
よいフレーズがあったので抜粋。
「Webサイトはユーザーにとって『問題解決ツール』にほかなりません。企業のWebサイトの存在意義は、ユーザーの問題解決ツールを提供しているかどうかにあります。にも関わらず、多くの企業サイトの内容は、企業が伝えたい情報の羅列であり、『企業が問題と考えている情報』の押し付けでしかありません。そんなWebサイトにユーザーが訪れるはずもありません。」
それを知るうえでは、声なきユーザー→アンケートなどに答えないけど、なんらかの意図があって来た人、のユーザー体験をいかに掴むか、が大事ということだ。
それはそうだね。そっちのほうが多数だろうし。 -
CMS導入前提のWEBサイト構築のノウハウがぎっしり、
・1月3回目の読み返し完了 -
Webのワークフローはその全体に関われることってまずないですから、その全体像を把握するのに最適な本だと思います。