神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる 2 (GA文庫 さ 1-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797345438

作品紹介・あらすじ

「クリムゾン」「ブラック」「ホワイト」そして新シリーズ「レオン」が1冊で堪能できる短編集。「ぷるう」シリーズは兎塚エイジ氏による四コママンガで楽しめるぞ。

感想・レビュー・書評

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  • 温泉、がテーマの短編集。

    今回青は4コマ漫画で終了?
    赤の回に、すてきな駄目大人として登場はしてますがw

    白は、毎度おなじみ、どたばた物壊し。
    ある意味赤のパートナーと変わらない嫉妬深さ。
    いや、こちらの方が物を壊すのがすごいので
    こちらが勝っている??

    黒は、いつものように、結局お仕事。
    しかも酔ってうっかり勘違い、という始まり。
    酔ってしまったら、こんなものです。
    で、2本立ての片方は、彼。
    本編を読んでいたら、もうちょっと台詞の内容が
    理解できたやもしれません。
    調律師、お知り合いですか。

    そして赤…は、立派な酔っ払い。
    主人公だけがあたふたしています。
    白に青と、かなりゲストが多い状態でした。
    酔う事もそうですが、発言には気をつけましょう?w

  • 9784797345438  353p 2008・1・31 初版1刷

  • 混色再び!
    今回は黒のスピンオフ作品、レオンも参加してのお話。
    舞台は表紙絵から想像できるとおり「温泉」がメイン。
    ちなみに帯には「今度は温泉で大暴れ!?」とありました。この時点で混迷の度合いが伺えるものである(笑)

    前回のまぁぶると違い、同じ場所を舞台としたお話です。
    ニホン風という、異国情緒というよりは異界情緒という言葉すら似合う、メニス帝国が凰都ヴィレニスはシラホネ温泉郷
    ちなみに、温泉は混浴である。

    白の面々は、長期休暇を利用しての新たな馴染みの精霊を探しに、久方ぶりの地上へ。
    ジョッシュの家、すなわちタタラ家が所有するヴィレニスの別荘付近の森に、多くの精霊が居るとのウワサ。
    そこへ精霊を探しに行くのだが・・・
    \"時の谷”人間に「なるのを」憧れる精霊が隠れ住む場所。
    この地を訪れたスノウは神曲楽士を目指すにあたり、自分が何の為に神曲を奏でるのかを改めて思い起こすのである。
    なお、彼らが紆余曲折の充て掘り当てた温泉が、ここシラホネ温泉郷の始まりである。

    黒のマティアとマナガは、単身楽団「氷の女王」の調律と先の事件で消化しきれていなかった休暇を兼ねて。
    別枠ですがレオン達は先の事件の無罪放免のお祝いを兼ねて骨休めに。
    どちらも仕事柄、刑事と探偵。事件は向こうからやってきまして・・・
    なお、今後の双方に関係してくるのが銀色の猫、セヴニエーラ。
    どうやら彼女とは長い付き合いになる模様。

    赤の面子は、マティア・マナガコンビの話を聞いて、ユフィンリーが衝動的に慰安旅行を計画。
    ただ、「慰安旅行」ともなれば、彼らも社会人なわけでして、当然アルコールの類が出るわけでして・・・
    結果、素面のフォロン一人に死屍累々としたツゲ神曲楽士派遣事務所の面々が残る惨状が出来上がることになる。
    まぁ、番外編といえば納得できるが、普段は凛々しい場面が多いクリムズンシリーズとは思えない、弾けぶりでした。

    残念ながら青は四コマ漫画と、赤に顔出し程度しか出番はありませんでしたが、それでもシェアードワールドの本領発揮といったところでしょうか?
    あちらで起こったことが、こちらに起因して「ネタ」になる。旨いまとまりを見せていただきました。

    なんにせよ今回は舞台と話がアレなだけに、各色ともハイテンション。
    でも、良い子は「おちゃけ♪」を控えめに

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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