F-22はなぜ最強といわれるのか ステルス、スーパークルーズなど最新鋭戦闘機に使われるテクノロジーの秘密に迫る (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2008年12月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797349887
作品紹介・あらすじ
144対0、241対2。この数字は2006年にアメリカで行われたF‐15、F‐16、F‐18とF‐22の模擬空中戦の撃墜数である。日本を始め世界中に配備されているアメリカの名戦闘機を寄せつけない圧倒的な戦闘力を誇るF‐22ラプター。その戦闘力を生み出したテクノロジーとは、いったいどのようなものであろうか。その全貌を見せる。
感想・レビュー・書評
-
232
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ステルス、超音速巡航能力を誇る第5世代戦闘機のF-22の本。その開発コンペから試作、実用までの変遷や、冷戦終了による生産数減、空軍内の配備状況等、平易に紹介している。 物足りないのは、1機100億円を超えるコストがどこにどの程度かかるもののかの解説がないところ。
-
まあ、そういう本。
それ以上でもそれ以下でもない。 -
とりあえず一通りF-22の知識を得るには良い。
-
内容(「BOOK」データベースより)
144対0、241対2。この数字は2006年にアメリカで行われたF‐15、F‐16、F‐18とF‐22の模擬空中戦の撃墜数である。日本を始め世界中に配備されているアメリカの名戦闘機を寄せつけない圧倒的な戦闘力を誇るF‐22ラプター。その戦闘力を生み出したテクノロジーとは、いったいどのようなものであろうか。その全貌を見せる。 -
一番好きなのは複葉機あたりだけど、最新の戦闘機にもロマンは感じます。ただ、感情的にいろいろと複雑なものもあり。技術面だけなら純粋に興味を持てるので面白かった。
-
性能や装備品等の技術的な話から、誕生までの経緯や製造といった裏方的話まで網羅されており、1時間ちょっとでF-22という戦闘機について理解できた気になれる。
小ネタも充実しており、例えば攻撃機も兼ねられるので当初はF/A-22という名称になる予定だったのが、海軍の任務記号を使用することに対する空軍の抵抗と反発でそれが見送られたというような、どうでもよさそうで、ただ知っていると詳しいと思わせるようなエピソードもちょこちょこ載っている。
本書は全ページ見開きの左側に説明、右側に写真という構成になっているが、できればその写真のどの部分の説明をしているか目印を付けて欲しいと感じた。ただ写真は写真でそのまま見たい気もするので、こんな時こそ電子書籍で、写真の上のレイヤーを任意にオンオフできればよいと感じた。
個人的には、ステルス機はどうやって目標を探知するのか長年疑問だったが、やはりレーダーを使っているということで疑問は多少解消した。ESMで逆探知されると思うのだが、FIXとかがうまくいかないから問題ないのかな。