あるいは現在進行形の黒歴史 -殺戮天使が俺の嫁?- (GA文庫)
- SBクリエイティブ (2010年8月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797361476
作品紹介・あらすじ
「本物のマリスたんだぁー!」隣でキテレツな嬌声を上げているのは吉岡楓子。不本意ながら俺、吉岡英二の妹だ。「アイシャリア姉さまの上乳眼福だあウェヘヘヘ」黙っていれば美少女で通る可憐な容姿を持ちながら、なんで頭の中はこんなに残念な仕上がりなのか。そして今、そんな楓子の妄想キャラが、こともあろうに現実化して目の前に…!?黒衣をまとった殺戮の天使が無表情のまま俺に告げる。「英二、わたしと"婚約"しなさい。でないと-殺す」「なんでそんな話になるんだよ!」「…殺戮の天使だから」もう誰か助けてくれえ。
感想・レビュー・書評
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ふつう
「むげりん」1巻のSF的舞台設定とか殺るとことか
サポートヒロインが主人公視点とかのひねりをあえてなくしてみたら
結局ふつう
作者の魅力が両者に普遍してあったかというと今のところない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
厨二病の妹が創作したキャラが具現化して暴れまわり、それを兄と婚約した死神が追う話。
ハチャメチャな設定だが、コメディタッチで描かれた文章に勢いがあり、思わずくすっと笑ってしまう部分もあって楽しく読めた。一巻はプロローグのような内容で、後巻も面白くなりそう。 -
妹の作ったイタイ中二設定の天使達が現実化した。でも主人公はお兄ちゃん、というトンデモ設定でどう笑わせてくれるのか、ちょっとだけ期待はした。
この設定で妹が主人公じゃないって所はよっかったんだけど・・・兄の性格がダメだなー。
どこにでもいるステレオタイプのラノベ主人公で言動に個性がまったくない。つまり魅力がない。
妹に対しては強気。女の子に弱く、独語が多い。ホント、掃いてすてるほどいるよこんなの。
もっと冒険しようぜ。適当に読み飛ばしながら読み進めてみる。
妹の中二設定を冷ややかにこき下ろす冷静な兄、というものを期待したが、兄の方も普通に熱血中二野郎だった。
なんだろう、中二小説は恥ずかしい、でも中二小説が好きなんだという作者の半端な姿勢が透けて見えるなぁ。
一巻読了。俺妹と比べてる感想がどこかにあったけど、たしかに通じるものはあるのかもしれない。
でも主人公の魅力が比較にならないほどこちらの方が低い。惜しいね。俺妹の作者なみのセンスと能力があればこの話しも面白くなったかもしれないのに。 -
20130106
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設定が、中二病って読んでてむず痒くなるよねー(笑)
絵師のかたが 好きで購入しましたが先の読める展開で少し微妙です -
中二病に惹かれて購入。お兄ちゃんが妹想いの良い人。他のキャラが濃すぎてマリスたんが埋もれてる!巻を重ねると面白くなるんだろうなァ。
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なんて残念すぎる妹!
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“なにこれ!夢のよう。この作品は、厨二病患者にぴったりの設定で出来てます。”
兄貴ラブの妹が、厨二病をこじらせ過ぎて、発生してしまったトラブル。
それがなんと、妹が考えたキャラクタが誕生してしまうという、
まさに厨二病過ぎる設定の物語。
初刊なので、キャラクタの誕生が誕生して終了。
これ、人気が無かったら、打ち切りになる終わり方だよね。
物語は、今、始まったばかりという感じで。
(※このレビューを書いている時には、2巻までは出ています。)
とりあえず、一度でも厨二病を発生したと自覚ある人は、楽しめると思う。 -
キャラはわかりやすいんだけど、
これは相当読む人を選びそうな気がする。
かくいう私も最初はちょっとあわないかも・・・と思いましたが、
人間の適応力はすごかった。もう大丈夫です多分。