魔法の材料ございます7 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797366396

作品紹介・あらすじ

「ドラゴンをマルブドークの町で迎撃せよ」旦那様が魔法使い連盟の代表として出した命令に、町は浮き足だっています。でもリリアーナ王女様を始め、たくさんの方が事前に準備をなさっているので、不安はありません。むしろリア=メイさんの、旦那様に対する気持ちの変化のほうが、気になったりして…?と、とにかく旦那様が考えた作戦ですもの、きっとうまくいきます!…そして、遂にその時がやって来ました!神殿の鐘が鳴り響き、ドラゴンの接近を警告。お店の地下に避難しようとする私ですが、そこに荒くれ者達がやって来て…。

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-7973-6639-6 265p 2011・7・31 初版1刷

  •  淡々と状況を語る筆致は熱いものは感じないものの、そこに繰り広げられるドラゴン戦は満足の高い駆け引きと魔導の力の応酬。シャルトの能力の高さが、レベルいくつの魔法が何種類使えるというゲーム的な寒々としたものではなく、それを連携させて絶え間なく使い続ける緊迫感の中で発揮されているところに魅力がある。ファンタジーストーリーではそのほとんどで登場するドラゴンに対して長時間戦い続けること自体が新鮮で、ドラグスレイブ一発で片がつくのもそれはそれで味なのだが、こちらのほうが自分の好みであると思う。ぜひこの戦いの描写には今後も磨きをかけてもらいたいと願う。
     ところで、7巻と長期シリーズ化の軌道に乗った結果なのか、担当編集が変わったらしい。編集社としては安心して有能な編集を他に回したのか逆に更に優秀な編集をあてたのかは不明だが、プラスに働くことを祈る。

  • 薄々気付いてたけどもう“仕入れ苦労譚”じゃないよなぁ(笑)超国家単位の話になってきたし。第三王子のやり手っぷりはカイラールよりよっぽど好きですね。企みのある黒幕ならこのくらいでないと。ルート的にはサシャ固定でよさげな感じですね。話の中心に加われるのかは微妙な立ち位置な気もするけど。

  • 今回は、なかなか面白かった。今までの話がすべて繋がります。従って、あと2、3巻で、終了でしょう。

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