世界を変えた17の方程式

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制作 : 水谷 淳 
  • SBクリエイティブ (2013年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797369700

世界を変えた17の方程式の感想・レビュー・書評

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  • 数学者によるブラック-ショールズ方程式の解説が非常に興味深い。方程式をたてるにあたっての仮定と、実際の金融の動きは合っていないように思われる、との解説あり。p389-390

    同様に、正規分布の章でも、統計的手法を使う人は、その裏にある前提条件とその意味合いを知っておかなければならない、と戒めている。p166

    フーリエ変換の章の、パルス状のデータを効率的に記述できるドプシーウェーブレットが面白そう。今度調べよう。

    全体的には知っている話が多い。数学的な話は、解説を言葉で行っているのでまわりくどい。面白いかどうかは、章によりけり(その方程式と分野に対する興味次第)。
    だが、買って良かったか?と聞かれれば、上記のような話がちらほら入っているので間違いなく、買って良かった、と言える。

  • 普通方程式といえば、数学であり物理であるが、この本は最後にこっそりブラック=ショールズ方程式があるのがミソ。
    物理的に破壊する相対性理論の方程式と、経済的に破壊するブラック=ショールズ方程式が同列に並ぶというセレクションの妙を見るべし。

  • 数学オンチだけど、読んでみたい。。。

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    「ピタゴラスの定理からブラック=ショールズ方程式まで--
    人間の歴史を変え、今日の世界を作り上げるうえで重要な役割を果たしてきた17の方程式。これらの方程式の意味と重要性、後世への影響を豊富なエピソードで明らかにする数学ノンフィクション。

    『数学の秘密の本棚』『数学で生命の謎を解く』など、数学書のベストセラーライターとして著名なイアン・スチュアートの最新刊です。
    人間の歴史を変え、今日の世界を作り上げるうえで重要な役割を果たしてきた17の方程式について採り上げ、その方程式が「何を表しているのか」、「なぜ重要なのか」、「そこから何が導かれたのか」について豊富なエピソードと共に明らかにしていきます。採り上げられている方程式は、ピタゴラスの定理をはじめとして、対数、微積分、トポロジー、正規分布や波動方程式、ニュートンの重力の法則やシューレディンガー方程式、現代の経済に大きな影響を与えたブラック=ショールズ方程式など、多岐にわたっています。
    イアン・スチュアート一流の平易でユーモア溢れる文章は、本書でも健在です。必要最小限の数式しか使っていませんので、数学の苦手の読者でも楽しく読みすすめることができます。方程式の歴史をたどりながら、数学、科学、社会について、たくさんの知見を得ることができる、数学ノンフィクションの傑作です。」

  • サイエンス分野の著述に定評があるイアン・スチュアート。彼の作品なのだから面白くないわけがない。数式が人類にどのような影響を及ぼしたか、17の数式と現代文明への活用、そして発案背景が詳述されている。

    人によって好みは分かれるだろうが、私のお気に入りは「万有引力」「虚数」「相対論」だ。「万有引力」は自然法則を方程式で表すという人類が初めて味わう数学を、「虚数」は無限に拡がる人間の創造性を、「相対論」は思考を組みなおすという科学のダイナミズムを味わうことができる。

    「多面体の公式」など難解な章もありながら、無味乾燥な数式がなぜ重要でどういう衝撃があって我々人類に何をもたらしたかがわかる本だ。

  • かんたんに難しいところの式まで

  • この本は、方程式について書かれた数学読本です。作者は、英国の数学者なのですが、この本では工学の話もいたるところにあります。内容としては対数やピタゴラスの定理など算術的な話が少しとリーマン幾何学や生物学っぽい統計の話、近代の方程式の話など豊富です。方程式というなんとなく西洋っぽくて抽象的でわかりづらいかもしれません。しかし、日本人ではあまり考えないような発想や言葉が出てきて、気分転換に良い本だと思います。(先輩推薦)

    ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00524171

  • 古代文明の時代から知られていた方程式から現代物理学やファイナンス理論で使われる数式まで、幅広い方程式が取り上げられている。

    数学的な定理を表現するための方程式、何らかの物理量から他の物理量を算出するために使われる方程式から、世界の捉え方を数式という形で表す方程式まで、一言で方程式と言っても様々なものがあるということが感じられた。

    特に、現代の物理学や経済理論で使われる数式は、どちらかという世界の理解を数式で表したという性格が強くなってきており、その前提条件や使い方を間違えると、とんでもない結果を導き出すこともある(トンデモ科学や経済危機など)。

    筆者が数学や物理学だけではなく、広く社会や経済、歴史にも見識があるだけに、方程式をきっかけにしてとても広がりのあるストーリーが展開されており、読んでいて飽きることがなかった。

  • 難しい!

  • おなじみの方程式をええサジ加減でピックアップした一冊。
    大学で物性かじっとったので、10数年ぶりに見た波動関数がえらく懐かしい(-_-) 方程式の概念を分かりやすく解説してくれるこんな本があれば、もうちょっと勉強も楽しかったんやろうか(遠い目)

    最新の金融工学は、確率論だけでは飽き足らずに複雑系の考え方導入したり、1ナノ秒でも素早く取引するために相対論考えながら取引所の建設場所考えたり、って話がオモロかった。
    男のスケベ心と、金儲け欲の突進力はハンパない w

  • 語り口が興味深く読み進める。
    若ければ詳細に読みたいところ。
    興味のあるところのみ読む。

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世界を変えた17の方程式の作品紹介

方程式は、地図の作製から衛星ナビゲーションまで、音楽からテレビまで、アメリカ大陸の発見から木星の衛星の探査までと、今日の世界を作り上げるうえできわめて大きな役割を果たしてきました。本書は、歴史上とりわけ重要な17の方程式を採り上げ、それが何を表しているのか、なぜ重要なのか、社会にどのような影響を与えてきたのかを、豊富なエピソードと共に明らかにしています。

世界を変えた17の方程式のKindle版

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