天才数学者列伝

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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797370133

作品紹介・あらすじ

歴史に残る偉大な業績を上げた天才数学者たち。しかし、彼らの人生は決して平穏なものではなく、戦争や革命、政治や宗教、論敵などによって翻弄された、波乱に満ちたものだった。彼らは、何を考え、どんな人生を歩んできたのか。古代ギリシャから現代まで、時代に翻弄されながらも、数学史に残る偉業を達成した天才たちの物語。

感想・レビュー・書評

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  • ギリシャのプラトンやアルキメデスから始まり近代のポアンカレあたりまで、ずらっと歴代の数学者達の肖像画や写真付き、業績や生き様を紹介している。有名な無限ホテルの話も掲載。ラプラスの天体力学の話は東野圭吾のラプラスの魔女を思い出したし、デカルトの我思う故に我ありの言葉は真理だと思ってたし、17世紀のフランス人は髪の毛クルクル巻いてたんだ〜とか数学の内容以外に興味が湧いた。ガロアが女の取り合いの決闘で死んだのは悲劇。勝ってくれたら数学が段違いに進歩しただろう。図書館で借りた本。

  • 面白かったです。数学の歴史というか、数学者の書籍はいくつか読みましたが、「ほどよい」構成だったと思います。この手の本ですと、どうしても数学に偏重しがちになりますが、そこをある程度抑えて、歴史の流れを丁寧に説明していたのがとてもよかったです。

  •  ペル方程式 タクシー数 何じゃこりゃ。
    興味深いことも多かったのですが いかんせん 私の数学知識が絶対的に足りません。

  • ソートイ氏の本に比べると、内容は重複する上に、数学的な掘り下げもあまりなく、あまり新しい知見はなかった
    中国、インドの昔の数学者を取り上げてるのは多少目新しいが興味深いエピソードがあるわけでもない

  • いろいろな数学者を取り上げているが、数は多いのに、一人一人のエピソードが少なすぎて、何も残らなかった。途中から読むのが苦痛に。

  • アミール・アクゼルの本はどれも面白い。数学者について書いた本はたくさんあるけれど,これは,アクゼルの視点で書かれている。数学者が生き生きと伝わってくる。とくに,オイラー,ガロア,・・・

  • 古代から現代まで、数学者約50人の波乱に満ちた人生を簡単に紹介してくれる。こうやってまとめて読むと、それぞれが生きた時代に翻弄されながらも偉大な功績を残してきたことに驚く。

    『フェルマーの最終定理』という本にも出てきたが、特にエヴァリスト・ガロアは功績といい、人生といい凄すぎる。彼が20歳でこの世を去らなければ、現代の数学はもっと前進していたかもしれない。

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