絵でわかる人工知能 明日使いたくなるキーワード68 (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797370263

感想・レビュー・書評

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  • 絵では全くわからないし、話が難しい。

  • 御多分に漏れず、標榜「絵でわかる」にありがちな絵の軽妙さと内容の難解さとの乖離が著しいが、AI絡みの用語解説集としては優秀な本だ。バスワード的に語られる「AI」なるものの関連ワードを広く普く(そして浅く)拾い上げている。脳科学分野の進歩と応用が今日のAI発展の鍵につながっているが、その分野もきちんとフォローしているのはよい。

    他方で「遺伝子的アルゴリズム」「ニューラルネットワーク」と並列でいまさらの「エキスパートシステム」を語っていたりと、何がトレンドで何が重要なのか意味の重み付けはされていないので、読んでいて記憶には残りにくいかもしれない。あくまで用語解説集として読むのがよいだろう。

  • かわいいネコが解説する絵は楽しい上にわかりやすくて良かった。AIの思考形態やシステムから、逆にヒトがそれらを模倣(or自らの能力を再認識)する事で、頭の中を整理したり、新しいアイディアを創出できる可能性があるかと思った。

  • 人工知能(AI)とは何かという基本から、人工知能にできること・できないことまで、イラストと文章でわかりやすく解説した書。AI関連の書籍が増えてきた今、内容をしっかり理解する上で参考になる。

    第1章 人工知能ってなんだろう?
    第2章 社会と歴史の中の人工知能
    第3章 学習・進化する人工知能
    第4章 人間を超える人工知能
    第5章 人間の脳を真似る人工知能
    第6章 ビッグデータと予測する人工知能
    第7章 ゲームの中の人工知能
    第8章 人工知能のさまざまなかたち
    第9章 おしゃべりをする人工知能たち
    第10章 意思決定する人工知能
    第11章 生物を模倣する人工知能
    第12章 人工知能の哲学的問題
    第13章 人工知能が用いる数学
    終章 人工知能にできること、できないこと

  • 表面的な話だけではなく、人工知能に使われる数学の話や
    それぞれの学習法の話。意思決定理論の種類などを章ごとに分けて、説明してくれているので、別の書籍やWEBでの人工知能学習の補助書としてよい。
    もちろん、読み物としても読みやすい。(*ただし、最後になるにつれて、
    少しレベルは上がる。)

  • 全部さらっと頭に入るほど優秀ではない私ですが
    とても楽しく、興味深く読了しました。

    人工知能と一口に言っても、いろんな種類があり、
    既に実用化され、生活の一部になっているものも
    多くあるのだとわかりました。

    カタカナが羅列された難しい用語が多いのですが、
    猫のイラストがわかりやすく補完してくれており、
    子供も最初の方だけは(難しくなる前のとこまで)
    一緒に読みました。

    賛否両論の意見はあるかと思いますが、実際に
    AI、IoTというキーワードは、未来を考える上で
    避けては通れないものなのだと感じます。

    漫画本になりますが「AIの遺電子」も併せて
    AI入門編としてオススメしたいです。

  •  人工知能に応用されている様々な技術が、簡単な説明とニャンコとロボのカワイイ絵でわかる。

     つまり、人工知能よくわからん。

  • 人工知能(AI)に関する各種キーワードが初心者でも理解し易いよう、マンガイラスト付きで解説されています。
    だいたい一つのキーワードに対し、2,3ページ程度なので、いつでも手に取って隙間時間などでも読み易い構成でした。
    だからといって簡易過ぎレベルでもなく、しっかり技術的な記述も見受けられますので、AIに対してまずは一冊読もうという時の、きっかけとなる書として推薦できます。

  • 20170404 人口知能についての入門書。分かりやすく書かれていると思う。大事なのは最終章か。人とコンピュータの共存がこれからの世界の在り方に大事な役割を果たす事をどのように理解していくかだ。

  • 全体をギュギュギュって詰め込んだ感じ...イメージで理解できるのはいいけど...詳細は他で...

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著者プロフィール

著者:三宅陽一郎
ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻し、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、デジタルゲームにおける人工知能の開発と研究に従事。博士(工学、東京大学)。2020年度人工知能学会論文賞受賞。
現在、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学特任教授・客員研究員などを務め、学生の指導にも力を入れている。
著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)、『人工知能のための哲学塾』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)、『人工知能の作り方』(技術評論社)、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、共著に『絵でわかる人工知能』(SBクリエイティブ)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(筑摩書房)、『ゲーム情報学概論』(コロナ社)、『FINAL FANTASY XVの人工知能』(ボーンデジタル)、監修に『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)、『C++のためのAPIデザイン』(SBクリエイティブ)などがある。

「2022年 『ボードゲームでわかる!コンピュータと人工知能のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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