ビッグデータ時代の新マーケティング思考

  • SBクリエイティブ
3.41
  • (6)
  • (10)
  • (16)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 216
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797371024

作品紹介・あらすじ

「想定するターゲティング」から「実証するターゲティング」へ。従来型マーケティングの常識を打ち破り、未来の顧客を発見するためのまったく新しい考え方。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • PDCAじゃなくてDoしながらPDCAしていかなきゃね という趣旨の本

  • PDCAではなく

    C→→→
    PD→→
    └細かいPDCAの連発

    最初に構想を考え、あとはやって調整していく

  • 実証するターゲティングとは?

    →受け手主導のコミュニケーションは基本は消費者からのプルを前提とする
    反応した人がターゲットだという認識が大事
    まずやってみて、ユーザー行動などをとことん分析し、マーケティング活動自体を改善していく
    とにかくユーザーを来訪させ、データとデータをつないでそのユーザーにあったコンテンツを見せる

  • 良書。ネタ元になる。

  • 読みやすかったし、プル型マーケティングのイラストが⚪️

  • 枠から人へ。
    反応した人がターゲット。

  • ビッグデータ時代を迎えて、ネットでのマーケティングがどのような方向へ向かっているかを示唆する良書です。

    従来のアスキング型のリサーチの加えてソーシャルメディアの普及によりリスニング型の比重が高まる。この場合過去に遡るなどの調査が容易なことも大きな利点になる。

    ターゲットの選定は送り手主導=プッシュ&固定的から受け手主導=プル&動的な方法が増加しており、ウェブサイトでの広告も「枠」からターゲットをクッキーで判別して特定の「人」へと変化している。Facebookでは企業のCRMデータと照合してピンポイントで広告を表示させるなども行っている。

    最近脚光を浴びているトリプルメディアマーケテングの要素であるオウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアなどもCRMと合わせて情報を統合してアトリビューション分析やプロファイリングなどでターゲティングに活用しPDCAを回す。

    リクルート社など大手企業の事例にあるようなことですが、今後は様々な企業に広がっていきそうです。中小企業などには、Amazon Elastic MapReduceなどのクラウドのビッグデータ処理サービスとオウンドメディア、アーンドメディアの組み合わせで安価に企画から運用までサポートするようなビジネスなども良さそうです。

  • 特に目新しいということはなく、「ですよねえ」という内容だが頭の整理にはよいかと。「反応した人がターゲット」という考え方は個人的にアグリー。仮説にとらわれるのではなく、ファクトベースで詰めていきましょうという考え方は、もちろんデータがしっかり分析できるからこそではあるが、そうありたいと思う。

  • 「顧客を想定⇒検証⇒ターゲット策定」が従来式。「メッセージを打ち出し反応した人がターゲット⇒ターゲット層を広げていく」がビッグデータの時代に可能になった手法。
    行動観察により早く、精度が高い面も。新たな視点が多く、面白かった。

  • マーケティング再強化、まずは第一弾読了。
    反応したものがターゲットと。
    組織作りにも言及あり。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

(株)デジタルインテリジェンス代表取締役
82年青山学院大学文学部英米文学科卒。同年(株)旭通信社入社。96年デジタルアドバタイジングコンソーシアム(株)を起案設立。同社代表取締役副社長に就任。01年同社を上場。インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論化、体系化に取り組む。08年(株)ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。10年デジタルコンサルティングパートナーズを主宰。11年デジタルインテリジェンス代表取締役に就任。『CMを科学する』(宣伝会議)、『新世代デジタルマーケティング』(インプレス)など著書多数。

「2017年 『デジタル変革マーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

横山隆治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×