日本人はなぜ世界での存在感を失っているのか (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797376326

作品紹介・あらすじ

一人当たりGDP、IMD国際競争力ランキング、世界の技術革新ランキングなど、
経済の主要ランキングで日本は失われた20年の間、順位を落とし続けてきた――
日本の衰退を食い止め、国際的なプレゼンスを上げ、日本復活のためにやらなければならいことを論じつくす!

バブルが崩壊して以来、じわじわと、そして確実に日本の国力は衰えており、
21世紀に入ってからその衰退は加速している。
この衰退をなんとか止めて、日本が再び世界に誇れる国になることはできるのだろうか?

日本は、長引く経済の低迷によって、世界での存在感を失ってきたが、
そこにつけ込むように始まった中・韓の反日キャンペーン。
いったい、私たちはどうすればいいのだろうか?
本書は、そんな危機感のもとに、私たちの立ち位置を再確認しようというものだ。

世界、とくにアメリカで日本の存在感は薄れている。
日系コミュニティは以前のパワーを失い、
中国、韓国コミュニティに数の上でも政治力でも圧倒されるようになった。
グレンデールの慰安婦像、ロスのリトルトーキョーの崩壊などの現場を歩いた著者が、
世界市場での日本製品、日本ブランドの失墜、その原因と打開策を探る。

『世界のどこでも生きられる!』の谷本真由美(@May_Roma)さん、推薦!
「再び世界に誇れる国、日本を取り戻すために!」

はじめに 日本はなぜ世界での存在感を低下させ続けているのか
第1章 このままでは中韓の"思う壷"
第2章 世界で存在感を失う日本
第3章 低下する一方のランキング
第4章 激変する国のかたち
第5章 老人国家と若者国家
第6章 本当にクールジャパンなのか?
第7章 歪められた愛国心と歴史教育
第8章 なぜ英語を話せるようにしなかったのか?
第9章 グローバル人材とMOOC革命
第10章 日本人の本当の国民性
第11章 国際都市としてのトーキョー
おわりに
巻末付録 「誇れる日本」ランキング

感想・レビュー・書評

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  • 日本が衰退してるといわれてる昨今、その理由は今後の対応について綴った一冊。

    中韓が台頭して世界的に存在感を失っている、でもその中韓もやはり小子化で2050年以降は衰退が始まるなど、色々と勉強になった。

  • 「なぜ日本は自滅しようとしているのか?」
    ・英語の公用語化と、移民の受け入れが今後必要になる。
    ・なぜアメリカの量的緩和が良くて、日本の量的緩和がダメかがしっかりと書かれていない。

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著者プロフィール

1952年、神奈川県横浜市に生まれる。立教大学文学部を卒業後、光文社に入社。「光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を務めた後、2010年からフリーランスになり、国際政治・経済・ビジネスの分野で取材・執筆活動を展開中。
著書には『出版大崩壊』『資産フライト』(以上、文春新書)、『本当は怖いソーシャルメディア』(小学館新書)、『「中国の夢」は100年たっても実現しない』(PHP研究所)、『円安亡国』(文春新書)、『地方創生の罠』(イースト新書)、『永久属国論』(さくら舎)、翻訳書に『ロシアン・ゴッドファーザー』(リム出版)などがある。

「2018年 『東京「近未来」年表』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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