F-15Jの科学 日本の防空を担う主力戦闘機の秘密 (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797380798

作品紹介・あらすじ

日本の空を守るべく全国各地に配備されているのがF-15Jイーグルです。その数は201機にもおよび、もう1種類の主力戦闘機F-2(92機)の2倍以上になります。双発の強力なエンジンを備えるF-15シリーズは制空戦闘機として世界でもトップクラスの実力を誇り、これまで空中戦によって撃墜されたことは1度もありません。F-15JイーグルはF-35の配備後も、2025年前後まで現役機として運用される見込みです。本書では、元F-15Jのパイロットである赤塚 聡氏の空撮写真をふんだんに掲載しながら、その歴史、性能、改修内容、戦い方、戦績などを解き明かします。

感想・レビュー・書評

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  • 「F-15Jの秘密」という結構限定してる題名だったが、空自第三次F-XでF-15が選定されるまでの経緯から、F-15E(+それ以降のバリエーション)にも一章割いて解説しているので、思ったよりも良かったかな。最新のミサイリアー計画まで掲載されているのは◎

  • 素人にわからせる努力が皆無です。せいぜい半分程度の扱いなのに、F-15Jのタイトルって。写真にキャプションも所属航空団だったり航空隊だったりと。ストライクパッケージの説明(ストライクパッケージの護衛)が、これだと攻撃専門部隊があって、これを護衛するのがF-15と解釈されてしまいます。ストライクパッケージには護衛も含めます。

  • この人が書いたネット記事で、この本には書かなかったそうなのだが、空自のF-15は、古い機体とはいえシステムアップデートにより新世代の戦闘機にも対抗でき、データリンクシステムも搭載して、配備からかなりの年月が経っても能力の向上を続けているらしい。データリンクの話は、能勢伸之さんの「東アジアの軍事情勢はこれからどうなるのか」(PHP新書)でも触れられていて、あれは主に艦艇同士のデータリンクについてでそれは主にMDのためというのが大きかったと思うけど、空でもデータリンク化というのがひとつ大きな流れとしてありそうだな。

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著者プロフィール

1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。同年4月、航空雑誌出版社「航空ジャーナル社」に編集者/記者として入社。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』の編集長に就任。1988年6月、月刊『航空ジャーナル』廃刊にともない、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。著書は、『航空自衛隊F-4マニアックス』『幻の第5世代戦闘機 YF-23マニアックス』(秀和システム)をはじめ、『旅客機年鑑2022-2023』(イカロス出版)など多数。

「2023年 『幻の国産旅客機 SpaceJetマニアックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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