戦車の戦う技術 マッハ5の徹甲弾が飛び交う戦場で生き残る (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797385434

作品紹介・あらすじ

戦車が「どういう場合に実戦に投入されるのか」、投入された戦車が「どのように戦うのか」まで正確に知っている人は少ないでしょう。本書では、「陸の王者」ともいえる戦車が「どのように運用され、どう戦うのか」を豊富な写真とイラストで解説していきます。

【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長までつとめた戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、「戦車の戦う技術」を1冊にまとめました! 】

「戦車」の存在を知らない人は、ほとんどいないと思います。

しかし、戦車が「どういう場合に実戦に投入されるのか」、投入された戦車が「どのように戦うのか」まで正確に知っている人は少ないでしょう。

そこで本書では、「戦いとはなにか」という基本から、「陸の王者」ともいえる戦車が「どのように運用され、どう戦うのか」を豊富な写真とイラストで解説していきます。


【この本の内容(一部)】
●戦車を撃破する最適の兵器は戦車
●戦車は進歩発展しても乗員の役割は不変
●戦車戦力の発揮は戦車と乗員のコラボ
●敵戦車はマッハ5の刺客を放つ
●司馬遼太郎は戦車小隊長教育を受けた
●戦車小隊長の「呪文」METT(メッツ)
●車長は砲塔から顔を出して指揮する
●先制射撃で撃破される前に撃破する
●ときには射撃の原点に戻れ
●敵戦車の撃破
●照準具の規正は正確な射撃の原点
●Mモードで2目標を同時照準
●目標をロック・オンして走りながら射撃
●熱線映像装置(サーマルセンサ)による夜間の昼間化
●演習弾を使用して実戦感覚を身につける
●高温・高速ガスで装甲版を焼く
●日本の地形を活かした稜線射撃
●火力発揮に最適な場所へ最速で移動せよ
●潜水深度は予想戦場の河川を想定して決まる
●戦車と機動戦闘車は役割を分担する
……

感想・レビュー・書評

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  • 戦車の歴史と兵器としての特性をわかりやすく解説します。

    一撃必中、先制攻撃しか勝つ手段がない。

    また、装備の差があればその時点で負け。つまり、戦場に出る前に勝負はついている。

    戦車には戦車、という常識を変えた一戦とは?

    興味深く読めました。

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著者プロフィール

1945年、広島県生まれ。1968年、防衛大学校(12期)卒業後、陸上自衛隊入隊。以降、陸上幕僚監部・方面総監部幕僚、第2戦車大隊長、第71戦車連隊長、富士学校機甲科部副部長、幹部学校主任研究開発官などを歴任して2000年に退官(陸将補)。2008年以降は軍事史研究に専念。主な著書は『戦車の戦う技術』『機動の理論』『気象と戦術』(サイエンス・アイ新書)、『戦術学入門』『陸自教範「野外令」が教える戦場の方程式』(光人社)、『戦争と指揮』『戦術の名著を読む』(祥伝社新書)。

「2022年 『戦術の本質 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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