「孤独」のすすめ (SB新書)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797387506

作品紹介・あらすじ

◎「孤独を生きる」にはちょっとしたコツがいる!
――世間の物差しに左右されず、孤独をむしろたのしむ、ひろ流・逆説的生き方のすすめ

現代日本がつくり出した、本当は誰しも感じている「孤独」な状況――。
昔の共同体のような「閉じた社会」での密な関係はなくなり、
今はネットで不特定多数とも広く繋がれる希薄な人間関係の中に生きています。
いつでも人と繋がれる時代に生きていながらも、
昔に増して孤立感・疎外感を抱いている人は多いようです。
そして厳しい世間の荒波にもまれ、人間関係をこじらせ、
ときに一個人としての孤立や無力さを感じたり、
孤独に苛まれることがよくあります。
そもそも今の世の中は狂っているともいえます。
人は世間の物差し(常識)を押しつけられて生きており、
かえって疎外感や生きづらさ、孤立感を感じることにつながっているのです。
そう、そんな狂った世の中で、現代人が寂しくなく「孤独を生きる」には、
実はほんのちょっとコツが入るのです。
本書は、「孤独」というものの本質に立ち返り、
般若をはじめ古今東西の偉人賢人の考えも参照しつつ、
ついつい癒(解消)しがちな「孤独」を恥や悩みとせず、
むしろおかしな世の中で自分の状況をしっかりと肯定し、
孤独と上手に向き合うことで、楽しく生きていく術を書き下ろすものです。

感想・レビュー・書評

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  • <まとめ>
    ★「孤独」と言うのは、世間に迎合しない毅然とした生き方の姿勢を意味する。だから、むしろプラス価値である。
    →したがって私たちは、「孤独」を楽しんで生きたほうが良いのである。
    ★孤独に生きる× →マイナス価値になる
    ★孤独を生きる◎ → +価値になる

  • 自分らしく生きる?ということについて考えさせられました。

  • これは、失敗作かなぁ。
    テーマは、良いが結論が???

  • うーん、私には合わなかった。あ、読むの辞めようと思ってしまう一文がありました。

  • 阿呆の生き方を薦めている本。

  • P5
    -孤独に生きる-
    のではなく
    -孤独を生きる-
    ---------------
    P198
    馬鹿は…
    人生の悩みをなんとか解決しようとして
    とどのつまりそれに失敗する人です。
    阿呆は…
    人生の悩みなんか解決できないと
    明らめて
    悩みをかかえたまま
    毎日を楽しく生きようとする人です

  • 20160930 孤独を受け入れて生きる。阿呆になる。簡単なようで大変。欲を捨てられるかどうかなのだと思うが自然体とも言える。これからの生き方の参考にしたい。

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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