3原則 働き方を自分らしくデザインする

著者 :
  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797390483

作品紹介・あらすじ

マッキンゼーで25年間、
膨大なプロジェクトを同時に進めてきた
史上最高のトップコンサルタントがたどり着いた、
「ゆとり」も「成功」も
手に入れる、「働き方」世界一シンプルな本質。

感想・レビュー・書評

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  • 働き方改革が叫ばれる中、時間外労働の削減やワークライフバランスの見直しといった政府・業界レベルの取り組みとは別に、自分らしく人生に向き合うための働き方。
    原則1:無駄を無くす
    原則2:徹底的にこだわり抜く
    原則3:あえて「遊ぶ」

    単に金銭のための仕事ではなく、意味のある「しごと」として自分の役割を再定義し、上記の3原則に自分なりの比率を見つける。
    コンセプトとしては非常に正しいと感じるが、どこまでできるのかは覚悟次第といったところだろう。
    主張に力強さが感じられるが、内容がややくどいと感じた。
    17-130

  • 3原則 働き方を自分らしくデザインする
    著:山梨 広一

    それぞれの仕事を
    原則1:無駄をなくす
    原則2:徹底的にこだわり抜く
    原則3:あえて「遊ぶ」
    の3つの原則を自由に組み合わせて、自分らしい働き方をデザインする。そうすることで初めて、真の意味での「クオリティ・オブ・ライフ&ワーク」が手に入る。

    本書は、これからの時代に必要な「しごと」の再定義を提唱し、ワーク・ライフ・クオリティを高めるために求められる「3つの働き方」を具体的に記している。構成は以下の4章から成っている。
    ①「仕事」を再定義することから、すべてははじまる
    ②「仕事」から「しごと」への意識転換
    ③「前例踏襲」「手続き主義」から「生産性」「こだわり」「遊び」への目的転換
    ④「受動的」から「能動的」への姿勢転換

    非常にわかりやすく著者の経験から導き出された持論について体系的にまとめられた一冊。理解はできるもののそれを自分の行動に落とし込もうとしながら読む非常に力と時間がかかってしまった。大切なことが書いてあるのでゆっくりじっくり読むことで気づきも多い作品でもあった。

    根底にある「しごと」の再定義については自分の中では答えが出ず、置かれた環境や向かうべき方向により大きく定義された答えは変わる。ひとつ自分として向かいたいのは「しごと」は苦だけではなく楽の一面も持ちしっかりと自分と周りを成長させるツールとして使いたいということ。

    先が見えないだけに再定義し続けながら試行錯誤で進んでいくのもひとつなのかもしれない。

  • 理念としては、あぁそうかもねと思わないでもないけれど、具体的にどうすればいいのと途方に暮れる。いかにもマッキンゼー的。既にかなりのゆとりを手に入れた人にだけしか現実味がなく、殆どの場合、役立たない。著者の日頃の鬱憤を書き連ねただけの自身のストレス解消本。

  • 内容は良い、確かに良い。でも、一歩具体感がない。山梨さんの本全般だけれど、良いのだけれど、使う側の気持ちに立ち切れていないものが多い

  • 自分の仕事を定義してみる

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著者プロフィール

山梨 広一(ヤマナシ ヒロカズ)
1954年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営大学院(経営学修士)修了。富士写真フイルムを経て、90年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。95年からパートナー、2003年からシニアパートナー。小売業、消費財メーカーおよびその他業界の企業の戦略構築や組織変革、マーケティング、オペレーション改革など、マッキンゼー日本支社において最も豊富なコンサルティング経験を有する。2010年から2014年まで、東京大学工学部大学院TMI(技術経営戦略学専攻)で「企業戦略論」の講座を指導。2014年、マッキンゼー退社後、イオン株式会社執行役を経て顧問。2016年から株式会社LIXILグループ取締役、東京都顧問、マッキンゼーシニアアドバイザー。著書に『プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考』、『シンプルな戦略 戦い方のレベルを上げる実践アプローチ』(以上、東洋経済新報社)、『マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかった いい努力』(ダイヤモンド社)、『3原則 働き方を自分らしくデザインする』(SBクリエイティブ)などがある。

「2017年 『必ずできる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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