世界最高の人生戦略書 孫子

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797392630

作品紹介・あらすじ

時代を超えて成功者たちに読み継がれ、
今なお絶大な影響力を持つ「孫子の兵法」。

この世界最高の「人生戦略の書」を、
ビジネス古典界の大家、守屋洋が読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 「武」とは「戈」を「止」めるということ。すごく納得させられた。武は相手に振りかざすものでは決して無い。戦わずして勝つことをいの一番として掲げる兵法書であるが故、戈を交えることを避け、止める方向に考えるというのは見事だと思う。

  • 70近い言葉を取り上げ、分かりやすく解説してあるけど、けっこう言ってることは被ってるかな。やはり一番は「戦わずして勝つ」。

  • ついつい戦ってしまう。気づいたら戦っていたり、戦わされていたり。『戦わずして勝つ』の本当の意味を考えるいい機会になりました。常に冷静に。時には逃げる事も戦略。

  • 読みづらい笑笑
    おんまり歴史が好きじゃないから内容入ってこんけど、たまにいいこと書いてる時もある。

  • kindle耳読。
    問題なく聞けた。

    当たり前のような事を言っているのだが、これを実行し続ける事は大変難しい。

    時々、読み返して自分に言い聞かせたい言葉がたくさん載っている。

    -引用-

    『孫子』の兵法の大原則は、
    一、戦わずして勝つ。
    一、 勝算 なき は 戦わ ず。
    この 二 点 で ある。

    ▼ 将 者、 智、 信、 仁、 勇、 厳 也。

    智:状況を読む力、あるいは先見力と言ってもよい。

    信:ウソをつかない、約束を守るということだ。

    仁:心の温かさ、思いやりである。

    勇:勇気、あるいは決断力と言ってもよい。

    厳:信賞必罰をもって部下に臨むということだ。

    『孫子』 では、ほかに将たる者の陥りやすい危険として、
    一、 短気で怒りっぽいこと。
    一、清廉潔白にこだわること。
    一、 思いやりを持ちすぎること。
    「以上の三項目は、いずれも戦争遂行の妨げになるもの だ。 軍を壊滅させ、将帥を死に追いやるのは、 必ずこの三つの危険である。十分に考慮しなければならない

  • “戦略を学べる本”でした。

    まずまず面白く、戦略に興味の無い方は飽きてしまう可能性はあります。
    内容については勝ちにこだわる事を追求した本で、様々な戦い方を学べます。そしてこれらの戦略については日常生活においても活かせる点が豊富に含まれており、個人的にはビジネス本と捉えても良いと考えます。
    中でも印象に残った戦略については
    ”戦わずして勝つ”でした。
    勝つという事が勝負をするという事と大半の人は捉えると思います。
    では、どうやって「戦わずして勝つのか?」
    気になった方は是非お手元に取って参考になさってみて下さい!

  • 孫子の兵法ベースのビジネス書。孫子の解説というよりは、ビジネス書のため、筆者の見解が多い気がしました。

  • 孫子の兵法の中で私が一番わかりやすかった本
    他の文献も参考にしながら説明をしています。

    勝てない相手は選ぶな
    戦わずして勝つ、勝算なきは戦うな
    戦いは騙し合い
    報われる努力をしろ
    勇猛果敢がよいとは限らない
    準備にこそ命をかけよ
    天と地を味方につけよ
    主導権を確保せよ
    敵の意図を見破る
    正攻法と奇策を織り交ぜる
    油断を誘って叩く
    有利と見たらたたみかける
    怒涛の勢いで圧倒する
    士気をどう高めるか
    勝算がなければ撤退せよ
    戦いは次善の策にすぎない
    誉められる勝ち方はよくない
    勝ち急ぐより撤退せよ
    有利と見たら動け
    慎重に慎重を期せ
    名将ほど臆病者である
    短期決戦を旨とせよ
    コスト感覚も勝利の鍵だ
    長期戦は避けよ
    遠回りして優位に立つ
    敵の意表を衝け
    他人がやらないことをやれ
    敵国を痛めつけずに勝つ
    敵の判断を惑わす
    エサをばらまいて食いつかせる
    組織の勢いを重視する
    調子の波をつかめ
    禁じ手も使いよう
    敵の手薄を衝け
    補給なくして勝利はない
    勝ってはならない敵もいる
    敵を追い詰めてはならない
    情報こそ勝利への道
    敵の戦力を見極めよ
    賢将は情報感度も高い
    現場の判断に任せる
    作戦に迷いは禁物である
    敵の心をかき乱す
    まず勝てる体制を作れ
    「無形」こそ理想の態勢である
    用兵は水のあり方に学べ
    強者は柔軟に戦う
    敵につけ込む隙きを与えない
    敵が崩れるのを待て
    希望的観測は捨てよ
    敵情を知る手がかりとは
    情報収集に投資せよ
    情報活動はあくまでも秘密に
    賞罰にけじめをつけよ
    間者を使いこなす
    目的を共有せよ
    教育と軍律を重視する
    組織の団結はゆるやかに
    リーダーの5つの条件
    「智」勝算のあるなしを見極める
    「信」嘘をつかない、約束を守る
    「仁」思いやり
    「勇」勇気、決断力(勝算なきは撤退する)
    「厳」信賞必罰をもって部下に接する
    両面思考を身につけよ
    心を整える
    感情をコントロールする
    敵を侮ってはならない
    権限なくして責任なし
    功績は部下に責任は自分に
    部下に慕われる将とは
    つねに冷静であれ

  • 2019/2/6-17読了

    *余裕を持った戦いをするためには作戦計画と、戦略方針を立ててかかる
    *確実な見通しもないまま戦いを仕掛けてはならない
    *主導権を握るとは作戦選択の幅が広い
    *行動に移るときは、自分が身を置いている状況を慎重に検討し自信のある策で戦う
    *攻めるとは敵の城や陣地を攻めるだけでなく、敵の心を攻めることでもある
    *勝利を収めるのは、あらかじめ勝利する態勢を整えてから戦うものであり、敗北を招くのは戦いを始めてから慌てて勝利をつかもうとする。
    *神の手にゆだねる領域を、できるだけ少なくする努力が必要

  • 孫子がベースになっているのにつまらない。
    いらない解釈が多すぎるのかも。

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著者プロフィール

著述業、中国文学者

「2022年 『世界のビジネスエリートが身につける教養 論語と孫子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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