- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797393729
作品紹介・あらすじ
ジャパネット創業者であり、V・ファーレン長崎再建、J1昇格でいま注目の髙田明氏が、
「経営のメンター」であった“伝説の外資トップ”新将命氏とともに語る
ヒト・モノ・コトをつなげ「次」にまかせる真髄!
逆境や変化を乗り切り、稼ぎ続けるには、
まかせる人や組織、まかせてもらえる顧客や取引先という「存在」が大切だ。
テレビ通販で大企業に育て上げるも、
社長交代、MC「卒業」が
「経営リスク」とまで囁かれたジャパネット創業者・髙田明氏。
それでも同社は高成長を続けているが、
その裏には企業理念やクレドの継承、
「まかせる力」の存在があった。
本書は髙田氏の経営の師・新将命氏とともに、
厳しい競争のもとで勝ち残り、
永続させるための“真髄”を語る、
全リーダー必読書!
感想・レビュー・書評
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ジャパネットたかたの強さ。業績好調時に会社を息子の旭人氏に譲り、今もなお成長を続ける秘密が対談形式で浮き彫りになります。社長なら会社の、リーダーならチームの信頼をつくるために何をどう「まかせる」べきか?大変勉強になりました。
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ジャパネットたかたの創業者の高田明氏と経営コンサルタントの新将明氏の2人が経営において任せるという事について2人の思いや実践してきたことを書いた一冊。
本書を読んで経営者にとって事業をまかせるということがいかに重要でかつ難しい事であるかということを学ぶことができました。
社長退任の裏側や高田氏のテレビでは見るキャラクターとは全く違う一面と経営に対する深い考えを知ることができました。
そして、「まかす」という事について経営者と経営に精通した方の双方の視点から学ぶことができて勉強になりました。
また、信念について形骸化しないためにどうするべきかという事も知ることができました。
信用と信頼の違いやスキルよりもマインドを重視して教育することなどは本書の中でも印象に残りました。
通販番組の面しか知らなかった同社の裏側を知るとともに経営を継承することについての難しさやポイントを学べた一冊でした。 -
●無借金で年商1500億以上でも非上場の訳
●高田社長のメンターは世阿弥の風姿花伝…我見、離見、離見の見
時分の花、まことの花
●可能なら身内から後継者を選ぶべき。実は株も
すでに息子に譲渡済み!
●近海でイワシを獲る漁師の話。イワシは環境変化に弱く、いけすに仲間がだけで入ると、死んだり終わったりする。そこに見たことのないナマズを混ぜておくと緊張が生じ、新鮮なまま持ち帰れるとの事。
●仕事や経営で結果を出したければ、いつもファンFUNであれと。ジェームズパーク
●消費者→社員の幸福→社会→株主 に対する責任
三方よし、をしていれば株主も幸せになれる。
●経営者の最大の美学は引き際!会長や相談役で残ると、指揮命令系統も分散し、現場がしらける。
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経営者がこのような方ばかりなら、社員も顧客も幸せだろうに。
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ジャパネットたかたの社長さんが好きで日経の私の履歴書は毎日読んでました。
「世の中に良いと思うことをやる、かつ楽しんでやる」
「利益は目的ではなく、手段である」
「理念が重要」
この辺りのフレーズは東京で会った親友も同じようなことを言ってました。
彼も著者と同じで毎日突っ走ってるなあと。
僕自身この本にあるように「まかせて」もらえるような仕事ぶりをしてるかなあと反省します。
まだまだやらなあかんことはいっぱいあるなと思います。 -
高田さんに対する信頼があるからこそ、次社長やメンバーに理念が受け継がれている。
相手を信頼してまかせることで、チーム、組織は成り立つ。
新さんと高田さんのやりとり、とても読みやすかったです。