売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください! (SB新書)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797395075

作品紹介・あらすじ

10万部突破!
『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』 シリーズ第2弾!

でも1冊目と著者は違います!
本書の著者は、『モノを売るバカ」(角川新書)シリーズがベストセラーになった川上徹也さん!

感想・レビュー・書評

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  •  「本を書く参考になると思うよ」
    と言ってお勧めしてもらった一冊。
    こんなに分かりやすいマーケティングの本があったなんて!
    タイトルにある「売れない物」というのは「だめな商品」という意味ではなくて、
    「物はいいのになぜか売れない」というものばかり。
    それを「とある法則」にのっとって売ってみれば、まあすごい!
    商品の「売り方」を変えるだけで人の心はこんなにも動くんだなとびっくりしました。
    同じ商品であっても、売る場所を変えたり、売る時間を変えたり、売るターゲットを変えたりという様々な工夫をして、商品が売れていく様子が書かれていました。
    マーケティングの専門用語は一切なくて、どれも分かりやすい言葉で紹介されていました。
    一つ一つのエピソードも短く読みやすかったです。
    「こうやって人は物を買って(選んで)いるんだな」
    というのがすごく分かりやすく書かれている本でした。
    「視点の転換」というとても面白いキーワードに出会えた一冊でした。

  • 次の7つの売り方について事例を踏まえながら紹介されています。
    1.ウリを変える
    2.売る時間を変える
    3.売る場所を変える
    4.売る人を変える
    5.売る値段を変える
    6.売る方法を変える
    7.売る目的を変える

    身近な事例が乗っていて、自分のサービスならどのように当てはめることが出来るかとイメージしやすいです。マーケティングの入門書的に読みやすい本です。

  • 「お見事。」その一言に尽きる本。本書は物は良いのに売れ行きの良くないものの売上を良くする方法をわかりやすく解説してくれる。最初から最後まで面白く、かつ勉強になり、それでいて専門用語は出てこない。そしてそして、最後でのオチまで素晴らしかった。自分のものをもっと売りたい時、そばに置いてアイディアを練りたいと思う。尚私は、『パン屋ではおにぎりを売れ』という本を読んで大変面白いと思い、そこで参考文献に紹介されていた本書を読んだ。2冊合わせておすすめである。

  • 商品をほとんど買えずに、売上を一気に伸ばす。
    過去の成功事例を見るだけで面白いし、ちょっと転用すれば自分の商品も売れるようになるかもとワクワクできる。
    定期的に読み返したい本。

  • 『お子さんの工作用にどうぞ』

    という売り文句でトイレットペーパーの芯を売るなど、「ウリ」を見抜いて価値を生み出す方法が随所に散りばめられた本書。

    大事なのはクールな状態で熱を持ち続けること。

  • 過去にヒットした商品の成功事例が豊富にのってます
    この発想を思いついた人はすごいなぁ
    と思う反面 こういうアイディアなら
    やってみるか という軽い気持ちで
    出来そうな気もします
    ニーズをくみ取る力は想像力だなぁと思う本でした
    面白かったです

  • ものを売るための具体的なヒントがたくさん詰め込まれていた。また、どんなに逆境でも熱意があればいくらでも道は開けると教えてくれた。ユニクロや八天堂、ジャパネットたかたなどの具体的な例がたくさん出てきて、読み物としてもめちゃくちゃ面白かった。

  • なんか凄いことが書かれているわけじゃないんだけどマーケティングに対して悩んでいる時視点を広げるという意味でヒントになるんじゃないかなとは思った。

    5W2H
    頭の片隅においておきたい。

  • 売ることに以外に何かを伝える際に役立つ本。
    行き詰まった時に読み返したいです。

  • 感想
    プロダクトアウトの思考でもう一度考えてみる。何ができるかどう貢献できるか。分析が完了すればあとは、商品名やキャッチコピーに反映させるだけ。

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著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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