ロスの精神科医が教える 科学的に正しい 疲労回復 最強の教科書
- SBクリエイティブ (2019年8月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797398465
作品紹介・あらすじ
疲れているのは体ではなく「脳」である!
マインドフルネス×脳科学が教える「最強の疲労回復」とは?
こんな悩みでアタマがグルグル、疲れ切ってしまってませんか?
●上司や家族へのストレスで夜眠れない
●いつも他人に振り回される
●コンプレックスに苦しんでいる
●他人の目ばかり気になる
●嫉妬が止まらない
●月曜日が憂鬱
●完全主義を貫いてしまう
ネガティブな悩みで、脳が常にアイドリング状態になっていると
体はぐったり、集中できず、パフォーマンスもあがりません。
このときの「疲れ」は「脳に原因(脳疲労によるもの)」があります。
そんなときはまず、脳に「空白」をつくることからはじめてください。
脳に空白をつくり→仕事から自分を切り離し→自らを解放することで
「ゆとり」をつくる。そのゆとりの中で「幸せ」をしっかり感じられると
「幸福感」が私たちに深い疲労回復を促します。
本書はこの究極の疲労回復に至るステップを、25余年の経験を持つ精神科医が
科学的エビデンスに基づいて紹介します。
中には
・他人に振り回されてばかりいるなら→猫を飼う
・打たれ弱いなら→マラソンをする
・科学的に心が落ち着く音楽がある→(ぜひ本書でチェックしてみてください)
など、非常に興味深い方法もたくさんあります。
(もちろんすべて科学的エビデンスに基づいています)
100本を超える学術論文を元に導き出された科学的疲労回復法。
ぜひ本書でお試しください。
感想・レビュー・書評
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「マインドフルネス」で有名な著者の本。
著者にしてはめずらしく、小説仕立てではないので読みやすかった。
脳に余白をつくる、スケジュール上にまず睡眠7時間以上&余白を確保する、疲労度バロメーターを作るなど、心がければできることが多数紹介されています。
「完全主義から、ポスト資本主義の不完全主義へ」。私も宣言したい。 -
久賀谷さんの本を読むのは2作目ですが、知識がない人にもわかりやすく書かれていて、非常に読みやすいのが特徴だなと思います。
「疲労」と聞くと、身体的なものが想像される中で、メンタルヘルス・脳の疲労に関することが書かれており、現代社会人にとってどこかしら当てはまる悩みが書かれているので、ぜひ手にとってみてほしい1冊。 -
相対評価ではなく絶対評価をしてメンタルを安定させるという考え方は参考になった。
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参考になる部分がいくつかあった。自分も常に疲れているので、新しく取り入れていきたい。
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科学的根拠のある疲労回復メソッドを紹介されてる本で、「こういう時は、こうする!!」
と大きく見出しが出ていて、それについての説明がある。
出典もあるので、気になったら調べられる。
各章平均10個もの疲労回復…普段の行動や考え方の改善点を上げられている。合計40。
これを全て取り入れるのは難しいけど、自分に当てはまりそうな所を改善していく。そして、また悩みができたら読み改善点を取り入れていく。そうすれば、疲れを溜め込まない生活が送れそう。
タイトル通り疲れに関する教科書として手元に置いておけばふとした時に読めるし、そこまで分厚い本でもないから読みやすい。