大切な人を守るサバイバルの技術 身近なものを徹底活用して生き延びる (SBビジュアル新書)
- SBクリエイティブ (2019年12月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797398526
作品紹介・あらすじ
普段の生活で危険を感じることはあまりないかもしれませんが、災害は身近に潜んでいます。2011年に発生した東日本大震災のように、地震は突然起こりますし、毎年、海や山で遭難する人がいます。人生で交通事故に遭う人は「4人に1人」ともいわれています。冷戦後、世界は平和になるかと思いきや、戦争はとどまるところを知らず、身勝手な正義を振りかざす集団による非道なテロは、世界中で相次いでいます。今後、最悪の場合、独裁国家の独裁者が核ミサイルのボタンを押す可能性もゼロではありません。しかし、災害を避けられなくても、備えがあれば多少なりとも被害を減らせます。そこで本書では、一般の方でも実践できる「サバイバルの技術」を豊富な写真とイラストで解説します。自分や家族、大切な人を守るための技術を身につけ、いざというときに役立ててください。
感想・レビュー・書評
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非現実的に思える内容もあるが、大切なのは、何が起こるかわからない、と普段から考えて生活することだと思う。
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今までなら、核兵器は使用した国は終わりという禁断兵器だったのが、なりふり構わないロシアが最後の一手とばかりに核兵器使用も示唆し始めるという異常事態が起こっている。
スイスでは、昔から大型ビル建設には必ず地下シェルターの設置が義務付けられている。中国、ロシア(北朝鮮も)という悪の枢軸国に囲まれた日本では、ウクライナの現実を見ながらも自分たちが攻撃されるという危機感が皆無で、国会議員も自分達には関係ないとばかりに、連日旧統一教会の話だらけ。つまり、自分(家族)の身は自分で守るしかないのが現状です。
元陸上自衛官が書いた本書では、地震や落雷(落雷しゃがみ)、漂流時の対処の他にも、方角を知る実践的方法、トリアージタッグの見方、火種の保存方法などサバイバル術はもちろん、テロや核攻撃から生き残る技術も網羅。備えあれば憂いなし、一家に一冊レベルの内容です。
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具体的で実践的。生き方を考えた。
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●呼吸3分、水3日、食料3週間。
●落雷、地面に伏せない。しゃがむ。
●水に落ちたら、服を着たまま浮かぶ。ズボンの裾を縛って空気を入れ浮き袋にする。
●朝はカモメが飛んでくる方向。夕方はカモメが飛んで行く方向に陸地がある。
●火を起こすのはルーペが、一番。
●焚火をした灰の下に、赤く燃えている木炭を埋めておけば翌朝まで持ちます。
●キャンプ。高い場所と低い場所は避ける。落雷と水害。
●北半球なら、短針を太陽の方角へ。12時と短針の真ん中が南。南半球なら12時を太陽に。短針との真ん中が北。
●核の恐怖。なるべく地下、窓より下。二次放射線を防ぐ。フォールアウトから、マスク、かっぱ、ゴーグル、帽子手袋。
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<目次>
第1章 「サバイバル」とは何か?
第2章 身の回りの危険から生き残る
第3章 傷病者を救助する
第4章 海で生き残る
第5章 水と食料を確保する
第6章 火を起こして料理する
第7章 道具や武器を作る
第8章 宿営する、住居をつくる
第9章 安全・確実に移動する
第10章 テロから生き残る
第11章 核攻撃から生き残る
<内容>
元自衛官によるサバイバル術の本。1項目見開き2ページなので、詳細は載っていない。必要最低限の言葉で紹介されている。どこまで正しい情報かは裏付けを取らないといけないが、とりあえずの知識としていいのではないか?