60歳からの勉強法 定年後を充実させる勉強しない勉強のすすめ (SB新書)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797399073

作品紹介・あらすじ

●平成型の勉強(知識やスキル)はもういらない!
勉強法の第一人者が教える、ライフシフトを生き抜く「勉強しない勉強法」

感想・レビュー・書評

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  • インプットよりアウトプットが大事であることや、新しいことに手を出すよりも、今、自分が持っていることや、かつて好きだったことについての勉強を深めることが重要と力説する。学んだことを話す会などを持つべきだと述べる。

  • 最後に書いてあった通り勉強法というか、日常の生き方に関する本だった。脳には刺激が大切。そーいえば最近いろいろ意欲が無くなってきたかも。

  • この本は外山滋比古先生との対談がきっかけになったと前書きに書いてあるとおり、
    外山氏の「知的な老い方」によく似た場面が出てきます。
    印象に残った一番は「二分割思考」です。
    ものごとを〇✖式に単純化しないというところと、
    行動経済学を開拓したダニエル・カーネマン教授のはなしのところです。

  • <目次>
    序章   なぜ「勉強しない勉強」が必要になるのか
    第1章  新時代に知識依存型人間はもういらない
    第2章  思考とアウトプットを重視する新しい勉強法
    第3章  定年後を充実させる「思考」の極意
    第4章  定年後を充実させる「アウトプット」の極意
    第5章  前頭葉を意識しながら生きる習慣

    <内容>
    多くの本の中に書かれていることをうまくまとめている。要するに、定年後は①人へ話したり聞いたりしながら学べ ②インプットよりもアウトプットを重視せよ ③学びで「ボケ」を防げ! ということ。 

  • 帯に書いてある「アウトプット」については殆ど触れていない。帯詐欺。60歳から、についても特化してない。どっかにかいてあることをタイトル変えて再販しただけ。

  • ■目次:序 章 人生100年時代は「勉強しない勉強」で生き抜く
    第1章 新時代に知識依存型人間はもういらない
    第2章 思考とアウトプットを重視する新しい勉強法
    第3章 定年後を充実させる「思考」の極意
    第4章 定年後を充実させる「アウトプット」の極意
    第5章 前頭葉を意識しながら生きる習慣
    人生100年時代を生き抜くには、知識よりアウトプットが大事。
    定年後を充実させる「勉強しない勉強」のすすめ! 外山滋比古推薦
    これまでの勉強には、 「新しい知識を注入し、知識の貯蔵量を増やす」という固定観念があった。 中高年になれば、学生時代に身につけた基礎学力と、 社会人になってから蓄積した知識や経験は、膨大な量になる。 だが、知識を偏重するあまり、使いこなせていない人が多いのも現実。 新時代を迎えるいま、中高年には知識習得型の勉強ではなく、 その豊富なリソースを活用して、いかに人生に役立てるかが大事になる。 知識依存から脱却し、思考をアウトプットできる人になる新習慣のすすめ。 「はじめに」より
    「勉強が趣味だ」という人もいないわけではないのでしょうが、勉強というのは基本的に目的があってするものです。大学受験勉強というのは大学に受かるためにするものですし、資格試験の勉強は資格を取るためにするものです。あるいは、職業のスキルアップのためにする勉強もあるでしょう。
    ただ、人生 90 年とも100年とも言われる時代になると、「もっと自分を充実させた い」「定年後も自分を輝かせたい」「人から賢い人、面白い人と言われたい」というふうに、目的が変わることが往々にしてあります。そういう場合、「人と同じ知識をもっている」「人と同じことを言う」「相手に伝える際、説得力がない」というのなら、あまり賢いとも面白いとも言われないでしょ
    これまでの時代なら、人の知らない知識をもっていれば、それだけで賢い人とかもの知りと言われました。しかし、もうこれからは、それをひけらかしたところで、目の前でスマホをいじられれば、もっといろいろな知識が出てくるので、別にその話を聞かなくてもいいやということになりかねません。(中略)
    今回の本は、外山滋比古先生と対談した際に、「中高年以降は勉強するな」と言われたことがきっかけになって、「新しいことを詰め込むより、仲間をつくって、自分の考えを発表し、自分の思考を練り上げていくことが大切だ」という外山先生の発言は、わたしの人生に大きな影響を与えました。
    その後、本を読む、とくに書かれていたことを一生懸命覚える、あるいは、問題集を解くというものとは違った、これまでの知識をどう生かし、思考をどう発展させるかについて考えてきたものをまとめたのが、タイトルの一部にもある「勉強しない勉強」‼️
    もの知りと頭のいい人は違うということで詰め込み教育が否定されてきたり、受験教育が否定されてきたわりには、日本では大学に入って以降もあまり頭を使う教育がなされず、その習慣がない人が多いようです。 そういう人に生き方や考え方のヒントになると信じていますし、これを通じて、 話が面白い人、頭がいいと言われる人に変身できるのではないかと思っています。 20205/4再読

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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