iPhoneSDKの教科書CocoaTouchプログラミング、最初の一歩
- 秀和システム (2009年3月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798022321
感想・レビュー・書評
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2010/09/22
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使われているコードもシンプルで、理解しやすかった。
これからiPhoneアプリの開発を目指す初心者に超お薦め。 -
第1部では、本全体の1/3程度を割いてiPhone SDK(2010/07/31現在だとiOS SDKがこれに相当するはず)に付属する開発ツールの説明を行っている。主に、各ツールの機能紹介なので、すでにこれらのツールを知っている人にとっては読み飛ばして構わない。初学者にとってはリファレンス代わりにするのがいいだろう。
第2部以降は、CとObjective-Cの言語解説、サンプルを使ったアプリ作成の解説になる。言語(&オブジェクト指向プログラミング)については、ある程度解説されているが、開発はまったくの未経験という方にとっては内容が足りないので、別途、それらに特化した参考書(Cでいえばプログラミング言語Cとか)を用意し、そちらを参考にして読み進めた方がよい。あくまでも、この本を進める上で必要となる、限定的な内容である。サンプル作成については非常にわかりやすいので、つまることもなく動くアプリを簡単に作成できる。
■総評
図が多く、文章は適度に行間が空いているので読みやすい。また、APIの構文とサンプルコードが一緒に書いてあるため、実装のイメージがしやすかった。サンプルを作成していく上で、詰まることなく進められると思う。
教科書を謳っている関係で言語解説まで踏み込んでいると思われるが、とてもこのページ数で説明しきれるものじゃないので限定的と思った方がよい。
開発未経験者はCやObjective-C、オブジェクト指向プログラミングの参考書を別途用意し、それらを読み進めつつこちらも読み進めるという、ちょっと面倒なやり方で学習するのがいいと思う(結局は近道だったりする)。開発経験者はサンプルアプリ作成のところまですっとばせば時間の無駄にならない。
評判通り、iPhoneアプリ制作のとっかかりとしては非常に秀逸な一冊だと思う。一通り読み終わっても手元に置いて、リファレンスとして使えると思う。
サンプルコードや画像は、以下のURLからダウンロードできるようです。
http://akamatsu.org/aka/?page_id=2328
※紙面はiPhone SDKを前提としているので、iOS SDKの場合は表記が異なる箇所がいくつかあるので注意 -
登録日:7/20
情報研究部
(情報研究室にて保管) -
初めてプログラミングするにはおすすめです。
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買っちゃった…(´・ω・`)
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購入済み
とても分かりやすい! -
SDKの資料には良い