図解入門よくわかる光学とレーザーの基本と仕組み[第2版] (How-nual図解入門Visual Guide Book)
- 秀和システム (2010年5月26日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798026169
作品紹介・あらすじ
反射・屈折の法則から、ブルーレイやLED、光触媒などの最新技術までその原理や理論をやさしく解説。
感想・レビュー・書評
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* レーザーのところだけ読んだ
* 高いエネルギーから低いエネルギーに遷移するとき光を放出する.自然におこるのを自然放出といい,外部から入射する光子の数に比例した光子の放出がある,これを誘導放出という.
* 誘導放出される光子は入射光子と同じ波長,振動数,進行方向,位相をもつ
* 低いエネルギーの状態よりも高いエネルギーの状態の電子がいる状態を反転分布という
* すべてのレーザーはレーザー媒質とへこうな2枚の鏡からできている.レーザー媒質は反転分布状態で誘導放出により光を放出する物質
* レーザーの特徴は
- 位相がそろっていて干渉性がよい
- 指向性が強い,強度が強い
- 単色性に優れている
* 余ったエネルギーが光子として放出される半導体を光半導体といい,光半導体で作られたダイオードを発光ダイオード(LED)とよぶ.
* CO2を除く気体レーザーは効率が悪く,光の強さはレーザーの大きさの割に強くない.密度が低い,上準位から下準位の差が小さい.
* 固体レーザーは密度が高いため大きさの割に強いレーザー光を出すことができるが,温度が上がると壊れることも.フラッシュランプを励起用光源に使うがその強度に制約がある.温度上昇はパルス化して回避
* 有機色素レーザーは回折格子の角度を調整することで発振させたい特定の波長を変えることができる.詳細をみるコメント0件をすべて表示
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