本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798027067
感想・レビュー・書評
-
傾聴の心構え(自分の中の準備)から技術的なこと、
場面ごとの実際の傾聴例やその時々で気をつけたいこと。
最後は実際に傾聴を行う中で生まれてくる悩みや疑問など、傾聴に取り組みたいと思っている人にとってとても良い入門書だと思いました。
傾聴を行う中で「できている気になる」ことが1番怖く、何度も本書を読み直して、相手にとっても自分にとっても無理なく、より良い傾聴ができるようになるだろうと思いました。オススメの本です。
図書館にあったので読んでみましたが、手元に置いて私自身何度も読み返し勉強したいと思ったので買い直そうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
臨床心理士が書いた一般人向けの傾聴の本。
マイクロカウンセリングを元に、傾聴の心構えとテクニックを紹介した後、ありそうなケースに「聴くための準備(場所・環境)」「かかわり行動」「質問技法」「明確化」「感情の反映」「要約」の各技法を整理しながら、ありがちな失敗の聴き方と上手な聴き方が、言葉に現れていない感情も含めた解説付きで説明される。
会話に具体性と十分な長さがあり、解説もとても丁寧・的確で参考になる。
シーン・立場別の聴き方や聴き手の悩みへの対応まで含まれており、傾聴の難しさと大切さが伝わってくる。
相手の感情に飲み込まれないこと、自分の興味を満たすためのかかわりではないこと、相手への効果をきたいしないことなどを再確認させられた。
11-13