よくわかる行動経済学

著者 :
  • 秀和システム
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798028422

作品紹介・あらすじ

「無意識」と「学習」で解き明かす経済の謎。面白いだけじゃない、「使える」行動経済学。

感想・レビュー・書評

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    行動経済学

  • この本を読んで、モンティ・ホール問題がやっとわかりました。

  • これまでの経済学は、人の行動が経済合理性を損なわないことを前提にして発展してきたが、行動経済学は、人の行動から経済現象を解明しようとしている経済学で、人の不合理行動を分類し紹介している本です。

  • 本書は行動経済学をわかりやすく解説したものである。
    一般的な読者を想定しているため、経済学的な解説をなるべく避けて解説しているが、経済学を勉強している人にとっても、経済学の何とリンクしているかがわかるような解説なので有用である。
    特徴的なのが、行動科学の入念な解説から出発している点である。これは他の行動経済学の本にはそこまで見られない(と思う)が、このような出発点によって後の解説が非常に理解しやすくなっている点において評価できる。
    ただし、本書はあくまでも入門書であり、行動経済学の学術的な解説は割愛されていることは言うまでもない。
    しかしながら、この一冊で学べる内容は非常に豊富であり、行動経済学を学ぶのに始めの1冊としてはとても適した本であるように思われる。

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著者プロフィール

川西諭上智大学経済学部教授。東京大学大学院経済学研究科を経て、1998年より上智大学経済学部で教鞭をとる。経済学博士。おもな研究分野はゲーム理論と行動経済学を応用した経済社会分析。経済変動や金融危機、環境問題、少子高齢化や地域の活性化など、さまざまな問題に取り組む。現在は、地域や企業内における人間関係が経済活動に与える影響を多面的に分析し、理想的な人間関係を実現するための介入方法などについて研究している。おもな著書に『ゲーム理論の思考法』(KADOKAWA/中経出版)、『経済学で使う微分入門』(新世社)、『図解よくわかる行動経済学』(秀和システム)、『金融のエッセンス』(共著、有斐閣)、『マンガでやさしくわかるゲーム理論』(日本能率協会マネジメントセンター)などがある。

「2023年 『マンガでわかる行動経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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