- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798042930
作品紹介・あらすじ
スマホもLANも…つながる仕組みをザックリつかむ!これだけは押さえておきたい通信の技術!
感想・レビュー・書評
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(特集:「先生と先輩がすすめる本」)
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https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00531838詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
有線通信・無線通信のしくみ、データのやり取りについて易しく書かれた本。
通信についての基本的なことを知りたいならちょうどいいかちょっと難しいくらいの難易度だと思う。
発行日も比較的新しく、光やLTE、VoIPなどについても書かれている。
この本でとくに興味を持ったことは、周波数帯(マイクロ波)の性質について。
マイクロ波を用いると高速大容量通信が可能であり、現在衛星放送で使われていたり、今後携帯で使うための技術を開発中である。
しかし、マイクロ波には弱点が2点ある。
①直進性が強く、障害物に弱い。
→室内に電波が届きにくい。
②電波が水に吸収されてしまうため、水に弱い。
→大雨の日に電波が届かない。
マイクロ波の性質は変えられないだろうから、 マイクロ波を単独で携帯に使うにはなかなか致命的な感じ。
将来の携帯はマイクロ波とLTE or 3Gという感じになるのだろう。
あと、日々衛星などから電波を照射されて、自分の体大丈夫なのだろうかと思った(笑) -
入門編としては良いと思った。かなり大味だが。暇つぶし用。
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項目ごとに粒度がバラバラだったり、同じカテゴリに入るはずのものを分けていたり、逆に違いを曖昧にしたりとかなり散らかっている。個々の単語レベルでは間違っていないが、関連を追っていこうとすると途端にちぐはぐになってしまっている。例えば電波については送出の様子まで細かく説明しているが、通信という大枠で捉えると別に送出の仕組みまで説明する必要はなく、周波数ごとの用途やメリット・デメリットをしっかりと説明すべきである。また、無線通信というくくりならBluetoothは欠かせないはずなのだが全く触れられていない。他には有線LANと無線LANは媒体が有線か無線であるかの違いによる差異はあるものの基本的には同じものであるのに、全く別の物であるかのような説明になっていたり、「インターネット」「LAN」と帯域が広いことを表わすだけの「ブロードバンド」が並列に並んでいたりする。さらに通信といえばセキュリティがついてまわるものだが、盗聴とDNSポイズニングに軽く触れているだけである。DNSポイズニングに触れるならクロスサイトスクリプティングにも触れておくべきだろうし、通信の仕組みの理解にもつながるDDoS攻撃も扱うべきだろう。
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請求記号 547/Ta 87
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苦手な分野。ちょっとだけ、理解出来たような感じがする。
〈本から〉
交流とは電圧がプラスとマイナスを繰り返しながら
変化して流れていく波のこと。
1秒間の波の繰り返し回数を周波数と呼ぶ。
周波数を表す単位がHz(ヘルツ)。
1秒間に波が1回繰り返すと周波数は1Hzとなる。
無線通信では、データの信号を電波に載せて伝送
させます。電波は電磁波と呼ぶこともあります。
無線通信では、電波の周波数が重要です。無線通信に
適した電波は300KHz~30GHzです。
3~30MHzなら、電離層と地表で反射するため
長い距離の通信ができます。30MHz以上では
電離層で反射されず、長い距離の通信には使えませんが、
2GHz以下なら、多少は障害物を回り込んで進めます。
K(キロ)は千倍、G(ギガ)は十億倍を意味します。
スマートフォン/携帯電話は、基地局によって電波を
中継します。
電波は電磁波の一種です。そして、電磁波は、一対の
電極の間に交流電流を流すと発生し、空中を伝搬します。
電磁波を発生させるための装置がアンテナです。
音声は空気の振動で生まれる波(音波)です。
電話は空気の振動を電磁誘導で電気に換えて送信、
同じく電気を空気の振動に換える装置です。
Wi-Fiよいうのは通名(愛称/ブランド名)であり
通信技術の名称としては無線LANになります。
また、WiMAXは無線LANの延長上にある通信技術です。
WiMAXは、無線LANより長距離の高速無線通信
代表的な有線通信はブロードバンドやイーサネットLAN
(1つの構内でネットワークを構築)です。ブロードバンドはインターネットのアクセスに
使われ、FTTH(ファイバーケーブル),ADSL
(固定電話回線の銅線ケーブル),CATV(ケーブルテレビ)などがあります。
ADSLは既存の固定電話回線を利用します。
一般的には、通信プロトコルといえば規定に従って
動作するプログラムを指します。
異なる通信プロトコルを搭載するコンピュータ間では
通信できません。共通して使える標準のプロトコルが
必要です。TCP/IPはインターネットの標準通信
プロトコルです。
TCP/IPでは、TCP、IPのほかに電子メール用の
POP3、SMTP,Web用のHTTPなどがふくまれます。
ドメイン名はIPアドレスを人間にわかりやすい表現
にしたものです。
例 http://www.shuwasytem.co.jp
taro@ab1.shuwasystem. co.jp