- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798044972
作品紹介・あらすじ
世界が注目する大きなモノを動かす小さなテクノロジー。コンピュータシステム、ハードウエア開発、CPUと周辺機能、無線通信機能、組み込みソフトとOS、ソフトウエア開発。スマホやIoTを裏で支える技術の今を知る!
感想・レビュー・書評
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IoTの初歩を学ぶのにちょうどよかった。
CPUの仕組みから始まり、ハードウェアやソフトウェアの構成をざっくりと学べた。知りたかった、Webシステムとの違いもいくつか把握できた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
組み込みといっても、コンピュータシステムのひとつということ
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p76,81,84,98,100,134,194,253
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なんか、仕事で組み込み開発に関わることになりそうなので読んでみた。
組み込み開発はやったことないけど、コンピュータの知識があればある程度ついていけるのではないかと思った。ハードウェアの構成方法の説明はよく分からないところも多かったけど、多分、このあたりはかかわらないだろうし。
ただ、組み込みだと開発環境と実行環境が異なる(クロス開発環境というらしい)のはやりづらそう。それなりに最近はデバッグもやりやすくなっているようだけど。
それと、IoTをやるならZigBeeを使うのが良さげ。どんなものか正直よく分かってないのだけど、頭にはいれておきたい。 -
請求記号 548.2/F 56
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モノのインターネットの時代、組込みシステムの技術者は今後重宝されると思う。私は業務アプリ系の人間で、組込みシステムの経験がないので、本とか試験勉強とかで知識や擬似的な実務経験を得るしか無いが、本についてはあまり種類がないので、こういう本があるとありがたい。本の内容は学生とか初心者向けではあるが、図解で解説されているのでとっつきやすい。もともと装置は電源のオンオフだけだったのが、複数のスイッチで機能を選択し、その選択を自動化することで組込みシステムになっていったという経緯みたいな所も解説されていてよかった。
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コンピュータシステム全体の仕組みから始まり、組込みシステム/ハードウェアの構成、メモリ/タイマ/無線通信機能、ハードウェア・ソフトウェア開発、リアルタイムOS、組込みシステムのソフトウェア開発技法と組込みシステムとして抑えておくべきことは一通り扱っている。300ページと「これだけシリーズ」としてはかなり厚い本になっており、また、これだけの情報をよく1冊にまとめたものだと感心する。しかし、これだけのものを1冊にまとめるのは無理があり、図の豊富な用語集的な体裁で、広く浅くな内容になっているのはしかたのないところか。ただ、決して内容が良くないというわけではなく、組込みシステムとは何か?を知りたいだけならこれ1冊で十分。また、これから組込みシステムに深く関わっていこうとするのであれば地図として使うこともできるだろう。