- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798047751
作品紹介・あらすじ
「怒り」のコントロールであなたの人生は大きく変わる!怒りから発したひと言で左遷され、鬱病や失業を経験しながらも、4人で始めた会社を上場まで導いた著者が明かす、怒りを自分の味方にする極意。
感想・レビュー・書評
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働く中で、もやもやとした感情が湧いた時に、感情を整理したいと思い読んでみました。
著者の方が実際どんな方かは分からないのですが、ご自身の経験を率直に話されている箇所は、心に残りました。
特に印象に残ったのは、
上の役職者が、無愛想で言葉に反応してくれない部下がいて、正直苦手に感じてしまうほどだった。
彼は後に退職届けを出して、次も決まっていたので、引き留めようがない。
話してみると、提出案に対して上から否定されているように感じていたとのこと。役職者は、膨大な数の提出案を見ていて、聞かれたこと(一般論について)答えていただけで、個別の感想やフィードバックを伝えていたわけではない。むしろ部下を高く評価していた、という行き違いがあった。というような箇所です。(読後の記憶に頼っていて、正確ではないかもしれません)
こういった行き違い、コミニュケーションのずれはあるかもしれないなと実感しました。
また、上司のタイプ、傾向を知っていくことは、自分を守ることにもつながるし、適切な補佐がしやすくなる上でも、今からよく見ていきたいなと感じました。
どうしても苦手で、どうにもならなかったら、とりあえず「実況中継」をしてみる。
これもストレスに対するコーピングの1つに加えたいなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職場で生まれる「怒り」の感情とうまく向き合うためのアドバイス。実践したいことがいろいろあった。
・怒りを爆発させる前に、今の状況をありのまま受け入れる。
・真剣になっているから怒りの感情が生まれる。どうでもいいことには怒らない。
・怒っているときは呼吸が浅く、早くなる。深呼吸しよう。
・怒っていると感じたら笑顔をつくろう。
・相手の行動は自分の力ではコントロールできない。コントロールできないことで怒るのはもったいない。
・理不尽な状況に陥っても、今自分ができることに全力を注ぐ。 -
『自分のために許そう、怒りは健康を壊す』ということは、同じことは精神科医の名越康文さんの本でも書かれていたけど、実際のサラリーマン人生で理不尽なめにあった著者の言葉だとすごく腑に落ちる。体の感覚として納得して肚におさめられる。もちろん、名越さんも同じことをいっているし、頭ではわかっていたけども、名越さんは精神科医でカウンセリングに来た人をみていての知見だから「あなた自身は辛い目にあっていないでしょ」というわだかまりがどこかにあったのだと思う。書かれている人の立場・属性というのは影響するのだなぁっと思った。
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アンガーマネジメントの本。
とりあえず深呼吸と瞑想かな(雑