カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓

著者 :
  • 秀和システム
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798067810

作品紹介・あらすじ

日本のメディア批判の本は多いが、日本の主要メディアが「真実そのもの」と信じて疑っていないアメリカ・メディアがいかに噓情報=フェイク・ニューズばかりを拡散しているかについての本は少ない。それを言ってしまうと、検証もせず、アメリカ主要メディアが流すニュースをただ垂れ流しているだけの日本の主要メディアの存在そのものが、崩壊の危機に立たされるからだ。
現在、連日のように報道されているウクライナ情勢も、アメリカ・西ヨーロッパ発の情報しか日本の大手メディアでは流れない。ロシアの情報統制は批判するが、自らが情報統制されているとはおくびにも出さない姿勢には、正直うそ寒くなる。
本書は、前作『ハリウッド映画の正体』で、娯楽産業としての映画が、大衆を洗脳するための道具に使われている実態を暴いたのに続き、第4の権力と言われることがあるメディアが、実際は人々の思想や行動を操縦するためにいかに精緻に計算しつくされた捏造情報を拡散しているかの驚愕の実態を、アメリカ在住のジャーナリストである著者が、アメリカの代表的メディアを槍玉に挙げて解説する。その背後に浮かび上がるのは、世界人類の99.99%を支配している「カバール」と「ディープステイト」が仕掛けているマインドコントロール、サイオプ(心理操作作戦)である。

自分がやった偽旗(フォールス・フラッグ)作戦を政敵になすりつける悪魔
CNN、NBC、ABC、CBS、FOX、MSNBC、WaPo紙、NYT紙、WSJ紙…
もう2度とお前たちには騙されない!
パンデミック、ロックダウン、ワクチン接種はグレイト・リセットと人口削減のための手段/報道されないウクライナ戦争の真実/トランプ大統領帰還間近

感想・レビュー・書評

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  • 監修者のことば
    まえがき
    第1章ロシアの脅威を煽るためのプロパガンダ
    1ウクライナをめぐる真っ赤なウソ
    2ロシア疑惑
    第2章悪魔崇拝隠蔽工作
    1ジョンベネ
    2マレーシア航空
    第3章銃没収のためのグラディオ(偽旗工作)
    1補正第2条
    2学校乱射事件
    3パークランド
    第4章民主党と共和党が対立していると見せかけて分割統治をしやすくするためのミスディレクション
    1中絶
    2BLM
    3白人警官による黒人殺しのニュースの嘘
    4「白人優越主義者による国内テロ」という架空の脅威
    第5章
    洗脳教育から注意をそらすための偽情報
    1CRT
    2ドント・セイ・ゲイ
    3司法省が親をターゲット
    第6章
    バイデンを善人、トランプ大統領を悪人に見せるための作り話
    1ハンター・ラップトップ
    2インフレ
    3不法移民
    4偽情報取り締まり
    5”トランプ大統領は人種差別主義者”
    6”2020年の選挙は安全だった”
    7議事堂襲撃
    第7章
    ワン・ワールド導入のためのサイオプ(心理操作作戦)
    1国連
    2コロナ
    あとがき

    本書第7章の最後にイスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリの驚愕のコメントをいくつか紹介されています。P.278~P.280です。その言葉がとても示唆に富むのですが、他の誰でもなくて自分自身にとても当てはまるようで、自分なんか未来に希望がないかのような、暗い、暗澹たる気がしました。

    ”人間は今やハッキング可能な動物です。「人間には魂や精神があり、自由意思があり、私の思考は誰にも分らず、選挙やスーパーマーケットで私は自由意志で選んでいる」というコンセプトは、過去の遺物です。
    今は、人間を大規模にハックする技術があります。この危機のときこそ科学に従わなくてはなりません。良い危機を決して無駄にしてはいけない。とよく言われるでしょう。危機は良い改革を行う良い機会だからです。平時であれば大衆がけっして賛成しないようなことでも、危機だと「他にチャンスはないから、やってしまおう」と思うんですよ。
    ワクチンは管理をしやすくしてくれます。
    100年後に振り返ってみると、コロナウイルスの流行は、新しい監視体制の出発点として認識されるでしょう。特に21世紀で最も重要な発展だと思われる皮膚下の監視体制が確立された瞬間だった、と。人間をハッキングして皮膚の下に潜り込み、生体データを収集し、それを分析することで、人が自分自身を理解する以上に人間を理解する技術は、おそらく21世紀で最も重要なものです。
    エリートは生物をハックすることで、生命の未来を再構築する力を手に入れたのです。ハッキング可能なものは設計も可能だからです。これは、かって多くの専制君主や政府が望んだものの、生物学の理解が足りず、できなかったことです。数百万人をハッキングできるほどの計算能力とデータを持っていた人はいませんでした。
    スターリンやヒットラーができなかったこと(完全なマインドコントロール)が数10年後に可能になります。
    銀行でお金を借りる場合も、AIがアルゴリズムで返済能力などを割り出して、借りられるかどうかを決めることになるでしょう。
    今後数十年の経済や政治におけるたぶん最大の問題は、役に立たない人々をどうするかということだろうと思います。退屈をどう処理するか、基本的に無意味で無価値な彼らが、どうやって人生の意味を見出すのか、これが問題です。わたしの推測では、現在のところ、薬物とコンピュータゲームの組み合わせが、ほとんどの解決策になるのではないかと思います。実際、すでにそうなっています。日本を見てください。日本はあらゆる面で世界の20年先を行っています。バーチャルな配偶者と関係を持ち、家から出ずにコンピュータだけで生活する人などが新しい社会現象となっています。
    余剰人間には力はありません。
    歴史を振り返ると、今までは死は平等をもたらすものでした。貧しい人々の大きな慰めは、「金持ちは良い暮らしをしているが、結局は人は皆死ぬ」でした。しかし、50年後、100年後は、貧しい人々は死に続け、金持ちは死をも避けることになります。脳とコンピュータが直接対話できるようになれば、私達が知っている生物学は終わりです。
    最先端の社会では、多くの人がコミュニティを持たず、他の人間と接触しない個人として生きています。子供がいなくても、年金と国家が人の面倒を見てくれます。国家は、警察、教育、あらゆる援助を施し、思想や宗教の面において、あなたの面倒を見てくれるのです。今日、宗教の面で世界で最も興味深い場所は中東ではなくシリコンバレーです。レイ・カーツワイルのような人たちによって新しい宗教が生み出され、それが世界を支配することになります。”

  • かなり極端な説なので、しっかりと自分の頭で読み解いていく必要がある。

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著者プロフィール

西森マリー(にしもり まりー)
ジャーナリスト。エジプトのカイロ大学で比較心理学を専攻。イスラム教徒。1989年から1994年までNHK教育テレビ「英会話」講師。NHK海外向け英語放送のDJ、テレビ朝日系「CNNモーニング」のキャスターなどを歴任。1994年から4年間、ヨーロッパで動物権運動の取材。1998年、拠点をアメリカのテキサスに移し、ジャーナリストとして活躍している。著書に『ディープ・ステイトの真実』『世界人類の99.99%を支配するカバールの正体』『カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体』『カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓』(以上、秀和システム)他多数。

「2023年 『カバール解体大作戦 世界人類の99.99%がまもなく覚醒!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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