OJTでいこう!: ものづくり現場が教えてくれた「変わる」技術

著者 : 中川淳一郎

• 翔泳社 (2004年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

コンサルタントじゃ変わらない!「トヨタ」&「リクルート」最強のタッグで教える、現場と人から会社が変わる方法。

感想・レビュー・書評

[坦懐さんの感想 · 2010年1月11日]

出版社/著者からの内容紹介

「トヨタ」×「リクルート」で明かす現場改善プロジェクト成功の秘密！
目次
はじめに コンサルタントじゃ、変わらない?
第1章 五つのアクションで、現場が変わる!
第2章 改善は、基本動作の徹底から!―サカエ理研工業株式会社津島工場
第3章 工場が変われば、営業も変わる!―株式会社メタリックスジャパン中津工場
第4章 現場が変われば、会社も変わる!―河村電器産業株式会社つくば工場
第5章 工場のノウハウで、物流業も変わる!―スズデン株式会社両国センター
第6章 ボトムアップじゃ、変わらない?
おわりに OJTでいこう!

[show-timeさんの感想 · 2007年9月18日]

多くの製造現場ではコンサルティングを受けています。確かにコンサルティングの導入によって生産性はあがるのですが、一方でコンサルタントがいなくなったらものに戻った、というケースも多いようです。

そういった現状を解決する方法の一つとして、コンサルタントの持つノウハウを現場の方々に根付かせるため「ＯＪＴ」の実施し、現場の方々の教育が求められています。

本書では、ＯＪＴを実施するために、コンサルタントではなく、トレーナーが現場の方々とともに改善活動を推進していくことを提案しています。

その現場を変えるポイントとして、５つのアクション（分ける、捨てる、測る、決める、見せる）を実施し、現場の改善を行ってきた事例が4社紹介されています。

ちなみに、この本を書いたＯＪＴソリューションズはトヨタ自動車とリクルートが共同出資してできた会社なのだそう。

[くれっちさんの感想 · 2005年2月4日]

2月4日【019】

著者プロフィール

編集者、PRプランナー、ライター
1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社し、しばらく無職となったあとフリーライターとなり、その後『テレビブロス』のフリー編集者に。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々なネットニュースサイトの編集者となる。主な著書に、当時主流だったネット礼賛主義を真っ向から否定しベストセラーとなった『ウェブはバカと暇人のもの』（光文社新書）、『ネットのバカ』（新潮新書）、『夢、死ね！』『内定童貞』（星海社新書）など。無遠慮だが本質を突いた鋭い物言いに定評がある。

「2020年 『意識の低い自炊のすすめ　巣ごもり時代の命と家計を守るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」