- Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798112169
作品紹介・あらすじ
原則は普遍だ!80年前と現代では時代背景や環境の違いは大いにあるが、ホプキンスは一貫して「広告はセールスマンシップである」と主張する。本書に描かれている広告は、利益を生み出す道具であり、売るための仕組みである。この原則は広告やマーケティングにとどまらず、現代のビジネスマンに必要なエッセンスをも教えてくれる。
感想・レビュー・書評
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80年前に書いた作品で、いまでも広告人のバイブルとして使われているというのがうたい文句。オグルヴィも絶賛、とのこと。
テストマーケティングを考えだしたのもこと人らしい。それまでは広告を打つのはギャンブルみたいなもので、
それに科学的手法を取り入れて広告というビジネスにステータスを与えようとした。
読んでいて思うのは、今も昔もマーケターの悩みは同じ。消費者の本当の心は読めない。
80年前の意見だからさすがに監修が必要で、途中に入ってくる注釈が原作者のプライドを逆なでしないくらいに書かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
効果の分からない実験は小規模で行う。
確実性が高いなら大きくうつ、当たり前のことだけど再認識 -
webマーケティングに役立たせいという目的で読み始めたのですが、著書は広告の原理原則について書かれていた本だったので、今回は、流し読みしました。
広告とはいえど、モノを売るということはセールスマンと変わらない。
ネガティブ広告よりもポジティブ広告のほうがよい。
以上の2点は参考になった。 -
プロモーションってなんだろう?そもそも広告はどうあるべきなのか?と思い、手に取った一冊。
広告はセールスマンシップであるとのこと。そもそも広告は売上が最終目的である。
根拠としての無数のデータや知識も必要である。
・・・歯に衣着せぬ物言いにプロとして意識の高さが伺えます。
反応や効果が予測できずに実施するものではない。
分からなければ小さくテストを実施すべきである。
広告は数字・結果が重要。顧客に行動して頂かなければ意味がない。
「分からないけれど良さそう」だけで多額の広告費をつぎ込むことは、結果としてお客さまに負担させてしまう。
選んだ顧客から選ばれる事とは、ターゲットを明確にして伝える努力をして、自社の商品やサービスを選択して頂くことに他ならない。
著書が、今から90年前の関東大震災が起こった1920年代に記されていた事に驚きます。 -
「広告で一番大切なこと」と同じ、クロード・ホプキンスの本。
事業の明確化と、その事業の「魅せる化」のために、「広告で一番大切なこと」と合わせてお読みください。 -
1923年に出版された書籍だが、「原則」だけあって、そのほとんどが現在でも通用する。時代に即さないと思われる部分については、監修者の注がついている。
もし自分が広告の仕事をしていたら、後輩や同僚に薦めるだろう一冊。
そうでなくても、広告の見方が変わるし、広告的な文章を書くことがあれば役立つと思う。 -
とっても読みやすい1冊。
だいたいのことは網羅されているけれど
クリエイティブ志向のひとは読みたくないかも。 -
20/150
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時代が違いすぎて、売るための手法など
鵜呑みにできないところも多いが、
売ることへの意識は踏襲すべきことがあった。
(2009年 6月 31冊目) -
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▼ 100文字感想 ▼
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広告の巨人デイヴィッド・オグルヴィ、全米NO.1マーケッ
ター、ジェイ・エイブラハムらに多大な影響を与えた。彼
らの本を読む前でも後でも必ずおさえておきたい一冊。
これを読まずして広告やってる人など考えられません。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■広告の読み手は自己中心的。広告の作り手に何の興
味もない。求めているのは自分に与えられるサービス。
■賢明な広告人なら、すぐれた通販広告の教訓をすべて
の広告に適用するはずだ。
■広告を目にした数万人とも広告を読み、その商品が自
分の関心に合うかどうかを検討してくれるなどと考えて
はいけない。関心を引きたい相手に集中し、後は無視
することだ。
■人間は太陽に、美に、幸福に、健康に、成功に引きつけ
られる。
■広告はとても単純なものにみえる。実際、庶民の心を
つかむためには広告は単純なものでなければならない。
しかし、その背景には大量のデータ、膨大な資料、そし
て数カ月に及ぶ研究が存在する。