Javaスタイルブック

  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798119205

作品紹介・あらすじ

単純さ、明瞭さ、完全性、一貫性、頑強さを手に入れるための必須本。本書はJavaの書き方ルール一式を提供している。頑健なJavaコード、つまり理解しやすく、拡張、保守が容易なコードを作成するための標準と指針である。Javaスタイルを確立したスコット・W・アンブラーが贈る珠玉の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 筆者らの職場で使われているJavaのスタイルガイドをまとめたもの。実際にはスタイル規約とコーディング規約を含んでいる。

    「2 フォーマット規約」「3 命名規則」「4 ドキュメンテーション規約」あたりは大変参考になるので、これを元に各自のガイドを決めるとよいだろう。その点、Javaプログラマ、特に、プラグインのプログラマなど、自分のコードを再利用してもらおうと考えている人にとっては、「6 パッケージング規約」の記述は物足りない。

    「5 プログラミング規約」はコーディングに関する規約の一部について簡潔に述べている。例外処理、並列プログラミングについての記述はコーディング規約を取り入れる第一歩として参考になると思われる。より知りたければそれらを専門に扱う書籍を読む必要がある。

    最後に「1 一般原則」は抽象的であるが、重要な、「開発の原則」について述べている。これを常に心に留めておけば、どのような規約を設けるべきか、自然と見えてくるのではないだろうか。

    私は研究職なので、規約を厳密に決めて実装を行うことはあまりないが、コードの共同開発・再利用を想定して規約を決める際の参考として本書は有効である。ただ、例はあまり掲載されておらず、記述量に対して1,900円という価格を考えると、自腹を切ってまでこの本を手元に置こうとは思わなかった。よって★1つマイナスして★4つと評価する。

  • Javaのコーディング規約を考える際や、どうコーディングしようか迷った際に参考になる本です。

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