オールドレンズパラダイス 2

著者 : 澤村徹

• 翔泳社 (2010年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ほじゅどー（旧あお）さんの感想 · 2016年12月17日]

本書はPENやLUMIXなどのM4/3機とマウントアダプターで往年のオールドレンズを楽しむ方法を解説している。オールドレンズの多くは収差が残り、その未発達なコーティングや経年変化により甘い描写となる。この優しいシャープネス、穏やかな発色、大胆な周辺光量落ち、甘くノスタルジックな描写こそオールドレンズならではの持ち味である。現行の純正レンズは高精細で安定感のある描写。オールドレンズは個性的な写り。使い分けよう。

[いなえしむろさんの感想 · 2013年2月2日]

今度はマイクロフォーサーズ機にオールドレンズを！

　この流れから行くと、NEX だって、Q マウントだって特集になりそうなんだがなぁ。結局ボディからのアプローチはあまり興味がないなぁ。むしろ M42レンズをいろんなボディで使うというシリーズを読みたいなぁ。

　でも、本書後半の 110レンズ活用や G.Zuiko 活用なんて、なかなか読み応えがあった。シネレンズとかも言及されているし、NEX もきちんと組み込まれている。この続編期待できそうだと思う。

　出ないかな、オールドレンズ パラダイス３！！！

[あしもふさんの感想 · 2012年1月26日]

マイクロフォーサーズ機(オリンパスやパナソニックのデジタル一眼)でオールドレンズを楽しもう、という主旨の本。

実際にPENやLUMIXにオールドレンズが装着されている写真を眺めているだけでも楽しいです。
紹介されているレンズは有名どころばかりのようなので、
すでにお詳しい方にはもの足らないかもしれませんが、
私には十分楽しめました。

ただM42マウントについて載っていないのはちょっと。。と思いました。
(同社からのPENについての書籍に載っている、と紹介はされていましたが)

カメラ関係の書籍は高いですが、
知識欲に負けて買ってしまいます。

著者プロフィール

1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。オールドレンズ撮影、カメラドレスアップ、デジタル赤外線写真など、マニアックなカメラホビーを得意とする。「ソニーα7シリーズではじめるオールドレンズライフ」(玄光社)、「カメラホリックレトロ」(ホビージャパン)など、オールドレンズ関連書を多数執筆する。

「2022年 『オールドレンズを快適に使うためのマウントアダプター活用ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」