10日でおぼえるWordPress入門教室: WordPress3.x対応

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 102
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798123127

作品紹介・あらすじ

本書は、ブログやCMSのツールとして世界一位のシェアにあるWordPressの学習本(新バージョンWordPress3.1をベースに制作されている)。セットアップからサイトの設定、管理画面の操作といった基本はもちろん、テーマやプラグインの活用法から、カスタマイズに必要なテンプレートタグやPHPの基礎知識、またオリジナルテーマでサイトを制作する方法、さらにマルチサイト機能、子テーマ、フォーム、スマートフォン対応など今知りたいことまで、一通り学ぶことができる。

感想・レビュー・書評

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  •  これも図書館で借りてきた本になる。WordPressについて書かれた本で、タイトルの通り10日で覚えることをコンセプトにしたシリーズものだ。チュートリアル形式で合計3つのブログサイトを作成していくという内容で、デフォルトテンプレートとなるTwenty Tenで作るブログ、デザインテンプレートを使わずに旅日記ブログと写真ギャラリーサイトを作っていく。
     デフォルトテンプレートで作るブログでは、投稿やプラグインの有効化、ウィジェットの設定などの基本的な操作を学ぶことができる。そのあとにテンプレートを使わずにサイトを2つ作成することになる。一つは旅の写真を投稿するギャラリーサイトで、一つは旅の日記を投稿するブログサイトだ。
     親切だと感じたのは設計から始まるところだ。ページのデザインをするのだが、その際にCACOOというページ遷移の作成ができるサービスが紹介されている。サイトマップ作成以外にも、ウェブページのカンプデザイン作成、フローチャート、フレームグリッドにも対応しており汎用性のあるサービスだ。現在はGoogleドライブで利用することができるようだ。
     ページの具体的なデザインはHTMLとCSSを事前に作成しておき、WordPressのIndex.phpファイルにソースをコピーして作成される。関数はFunction.phpを編集してロジックを実装していくことになる。作成の過程で様々な機能を追加するので、その際にテンプレートタグと呼ばれるWordPressの関数について学ぶことができる。
     終盤はWordPressでSNS機能が使えるようになるプラグインや携帯やスマートフォンから投稿できるプラグイン、モバイルでも表示できるプラグインが紹介されている。
     読むことで必要なプラグインや仕組みについて、チュートリアルを作成しながら学ぶことができる内容となっている。PHPとSQL、HTML、CSSの知識があるとデータがどのように扱われているのかを想像できる。デザインのやり方も分かりやすいと感じた。Amazonのレビューで散々叩かれていたのが初心者向けの本なのに難しいといった意見だが、そもそもPHPで作られているCMSを学ぶのに予備知識は必要だと思う。PHPの知識を必要としない内容の本を書くのであれば、デザインテンプレートとプラグインの内容に終始するように思う。自分としては、10日でおぼえるシリーズにあまり期待をしていなかったので、このページ数で3つのサイトと必要なプラグイン、機能的な事まで学べたので満足できる内容だった。
     少し分かりづらかったのは最初に実技をして講義をするという構成だ。どういった構造になっているのか分からない状態で、作業の流れが続くと思考を停止して読み流してしまう。これはシリーズで同じ構成なのかも知れないが苦手だ。それと図版と説明文がページをまたいで途切れるのは読みづらいと感じた。

  • う~ん、結構難しいね、ワードプレス自体が・・・。

  • 初っ端からサラリと「WordPressをインストールするためのサーバーを準備します」と書いてあり驚愕した。

    レンタルサーバーが何たるかという説明なども一切無く、サーバーが用意されたことを前提で進んでいく。WordPressやレンタルサーバーの知識がまったく無い人が見たら、いきなり詰む仕様。

    ただ、テーマ作成の基本的な部分が抑えられているため「一からテーマを作ってみたい」という方には向いていると思います。やや中級者向けな印象。

  • WordPressの入門書ですが、、、 前提にオープンソース・WEB開発(PHP レンタルサーバー テキストエディタ アップロード)するような知識がないと読み進めるのが難しいと感じています。 ある程度、仕事や趣味でWEB開発を理解している人には「なるほど」と思える内容かもしれません。PCの知識に乏しい私にはハードな内容で進み具合は停滞中です。

  • ワードプレスに関するすごく基本的なテキストです。

  • 他の人も書かれているが、入門書ではない。はじめてWordPressを導入してみようという人には到底無理。2日目にいきなりマルチサイトが解説してある。そんなの初心者では無理。インストールに関してもconfigファイルをエディターで書き換える方式で、まったく解説がなく不親切。4日目からはオリジナルテーマを作る設定になっているが、これもまたすごく端折っている。オリジナルテーマの作り方については、「WordPress レッスンブック 3.x対応 エビスコム」[[ASIN:4883377245 WordPress レッスンブック 3.x対応]]の方が遙かにわかりやすい。こちらの本は星の数を見てもらうと評判の良さがわかる。この本の対象としては、一通りの機能をマスターして、もう一度復習しようかなと言う人だと思う。初級者は買うものではない。中級者以上が対象だ。

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