発明家に学ぶ発想戦略: イノベーションを導くひらめきとブレークスルー

  • 翔泳社
3.73
  • (4)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 99
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798132327

作品紹介・あらすじ

インベンション(発明)はイノベーションの要である。めくるめく可能性を創出する戦略的な発想パターン。-その着眼点、問題の見きわめ方、解決の突破口。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ランダムハウスから出ていた「発明家たちの思考回路 奇抜なアイデアを生み出す技術」の復刊かな?

    翔泳社のPR
    「インベンション(発明)はイノベーションの要である! 『イノベーションのジレンマ』のクリステンセン教授絶賛! 画期的な発明によるイノベーションが企業を育て、社会を豊かにしてきたことは疑いもない事実だ。本書ではその発明家に光をあて、彼らの貢献を理解するために、インベンション(発明)の源泉を探しにいく。本人にインタビューできること、興味深い事例であること、時代を先どりする発明であることを条件に、現役の発明家たちに直接話を聞き、過去の著名な発明家と比較しつつ、アイデアや発想を生み出す技術を探っていく。超音波診断装置、CTスキャン、ハイブリッド自動車、発光ダイオード、DNAシーケンサー、セグウェイ、自動コールセンターのシステムなどを発明した人々に加え、アドビの創業者やアップルのスティーブ・ジョブズなども登場する。どんな動機から問題に取り組むことになったのか、どんな判断をし、どんな機会をとらえ、どんな知識をもって臨んだのか。発明家の素養や人となりの一面を浮き彫りにしていくとともに、本書のゴールは発明家の戦略的な発想パターン、つまり発明の出発点である「わかった! 」の瞬間を探ることにある。発明にはマニュアルも教科書もない。だが、本書を読めば発明が生まれるプロセスを理解できるだろう。そして発明とは一連の発想戦略をツールとして生まれるもので、教え、学び、実行できるのだ! 【原題】Juice: The Creative Fuel That Drives World-Class Inventors 」

  • 何だか別世界に住んでいるような人々の話だった。山形浩生が巻末の解説に「本書を読んで、自分でも少し新しいものを発明してみよう、という気分になる人が増えれば、実にすばらしい。」と書いているが、残念ながらそういう気分にはならなかった。2013年10月6日付け読売新聞書評欄。

  • どのような発明家がどのようにして発想したか、
    ということをまとめてある本。
    最初のあたりは面白いのだが、結局はそれぞれの
    発明家の伝記になっていて、発想戦略を知る、という
    点では目次だけにエッセンスが入っている。

    あとは、各発明家の細かいエピソードから、
    参考になりそうな言葉を引用してみている。

  • 「発明家たちの思考回路」を改題再出版したものらしい。
    発明に必要となる11項目が発明の現場でどの様に機能したかを解説。
    過去の発明家の実例が多数。

    翻訳本なので仕方がないが、我が国の特許法、特に職務発明のあり方に議論を掘り下げていきたいところ。

  • 発明においてシステムとして考える重要は今まで考えたことがなく、今回初めてく気がついた。確かにどれだけすごいといわれる発明でもシステムにのものらない限りは実用的なり得ないのだろう

全5件中 1 - 5件を表示

桃井緑美子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×