DevOps導入指南: Infrastructure as Codeでチーム開発・サービス運用を効率化す

著者 :
  • 翔泳社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798147604

作品紹介・あらすじ

現場にDevOpsを導入するための具体的なプロセスが一冊でわかる!

・本書はDevOpsを、概念だけでなく実際のチーム開発への具体的な導入プロセスと、具体的な事例にもとづいた技術(Ansible / Docker / Vagrant等)を結びつけて解説します。
・概念から知識と技術までを一気通貫させるので、DevOpsを実際のチーム開発に導入したい方にはとくに役立つ、実践的な指南書になっています。
・さらに、個人環境からチーム・サービスへと順を追って導入方法を学んでいける構成になっています。
・インフラエンジニアだけでなく開発者にもオススメの一冊です。

〈対象読者〉
・開発者
・インフラエンジニア
・プロジェクトマネージャー

〈目次とキーワード〉
第1章:DevOpsを知る
第2章:DevOpsを個人で始める
(Vagrant, Ansible, Serverspec, Git)
第3章:DevOpsをチームに広げる
(GitHub, Docker, Jenkins)
第4章:DevOpsのために仕組みを変える
(The Twelve-Factor App, マイクロサービスアーキテクチャ, Immutable Infrastructure, Blue-Green Deployment, アジャイル開発, チケット駆動開発, SRE, ChatOps)
第5章:実践・Infrastructure as Code
(継続的インテグレーション・継続的デリバリ, GitHub, Slack, Jenkins, Ansible, Serverspec, ELKスタック, Elasticsearch, Logstash, Kibana, Immutable Infrastructure)
第6章:組織とチームの壁を越えるDevOps

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、アジャイル開発などで、ますます複雑、頻繁になる構成管理をうまく管理するためのものです。

    開発環境、本番環境にまたがる、頻繁な構成管理、バージョン管理を管理するインフラ構成管理(プロビジョニング)ツール

    オーケストレーション デプロイやノード間連携など、複数のサーバに対する設定や管理を行う 
    コンフィグレーション OS,ミドルウェアの設定
    ブートスロラッピング 仮想サーバの作成、OSのインストール

    Infrastructure as Code インフラのコード化、構成情報の一元管理

    DevOps とは Dev 開発部門 Ops 運用部門 との密接な連携

    DevOps の管理要素
     抽象化(標準化) 仮想化方式(ハイパーバイザ、ベアメタルハイパーバイザ、コンテナ)
     自動化 REST API 
     共通化 課題管理(ITS,JIRA,Redmine) チケット管理 Chat Slack 構成管理 GIT , SUBVERSION,PERFORCE,GITHUB
     継続的インテグレーション(CI) Jenkins , Travis CI , Circle CI
     モニタリング 管理ツール Zabbix , Munin , JP1 , Hinemos
    DevOpsの課題
     属人性の排除
     チーム間のオーバヘッドの削減
     品質向上

    小さく始めよ 個人から始める DevOps
    DevOpsをチームへ展開する
    DevOpsに合わせて仕組みを変える

    ・コードのバージョン管理 Git
    ・チームで Git をつかう GitHub
    ・コンテナ管理 Docker
    ・ビルドパイプラインツール Jenkins

    継続的インテグレーション(CI) と 継続的デリバリ(CD) の最適化

    ・問題の早期発見と、品質の維持
    ・作業コストの削減
    ・状況の見える化

    アプリケーションの静的テスト
    アプリケーションのビルド
    アプリケーションの動的テスト

    DevOpsとアジャイル開発

     スクラム開発
     ①リリースプラニング
     ②スプリントプラニング
     ③スプリント
     ④ディリースクラム
     ⑤スプリントレビュー
     ⑥スプリントレトロスペクウティブ

     チケット駆動開発 JIRA, Redmine
    ①バグトラッキングシステム
     ②課題管理システム
     ③チャット

    CONTENTS

    CHAPTER1 DevOpsを知る
    1-1 DevOps登場の背景
    1-2 DevOpsを知る
    1-3 組織とDevOps

    CHAPTER2 DevOpsを個人で始める
    2-1 DevOpsでできることを小さく始めていく
    2-2 個人からも実現できるDevOps
    2-3 個人環境からチーム環境へ持っていくための準備

    CHAPTER3 DevOpsをチームに広げる
    3-1 DevOpsをチームに展開することの意義
    3-2 チームで行う作業効率化
    3-3 チームでDevOpsに取り組むことで得られること

    CHAPTER4 DevOpsのために仕組みを変える
    4-1 DevOpsを中心に仕組みを変えていく
    4-2 アプリケーション・アーキテクチャを変える
    4-3 インフラ・アーキテクチャを変える
    4-4 チームを変える
    4-5 DevOps化されたチームができること

    CHAPTER5 実践・Infrastructure as Code
    5-1 実践 継続的インテグレーション・継続的デリバリ
    5-2 実践 ELKスタック
    5-3 実践 Immutable Infrastructure

    CHAPTER6 組織とチームの壁を越えるDevOps
    6-1 DevOpsを伝える事の難しさ
    6-2 DevOpsを組織に導入する
    6-3 チームで作り上げるDevOps

    INDEX

    ISBN:9784798147604
    出版社:翔泳社
    判型:A5
    ページ数:368ページ
    定価:3000円(本体)
    発売日:2016年10月13日初版第1冊
    発売日:2017年05月10日初版第2冊

  • ただのツールの解説本に近い。が、DevOps の深い話に関わる前に読むには良いか。または、DevOps が実行されているチームに入る際に読む分には。

  • 積読してたものを消化。

    Ansible / Jenkins など、自分の現在の興味からは少し外れている内容でした。

    対象読者から少しズレそうなので、未評価にて。

  • DevOpsって何?を小さいステップから具体的に示してくれるので、取っ掛かりとしては非常に有益な本。

  • 読了:2018/3/22

    The DevOps Handbookより、図解が多く比較的初心者向けと感じた。あっちは索引すらないから、初見の用語がどこで説明されてるか探すだけでも大変(むしろ説明なしで既知のものとして使われている用語であることも多い)だが、こっちは大抵の用語は初出時点で分かりやすく説明がなされている。

  • 請求記号 007.61/Ka 95

  • ‪真新しい話は少ないかもしれないが、その分DevOpsを体系的に分かりやすく解説してくれている。特に「現組織をどうやってDevOps化するか?」という視点で書かれている第4章と第6章が非常に参考になった。バズワードやツールに酔って本質的なゴールを見失わないよう肝に銘じたい。‬

  • 具体的な方法、ツールの使い方などについてもかなり詳しく書かれていて、実際に導入するような場面では役立ちそう。

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著者プロフィール



「2016年 『DevOps導入指南 Infrastructure as Codeでチーム開発・サービス運用を効率化する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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