エンジニアが生き残るためのテクノロジーの授業: 変化に強い人材になれる技術と考え方 10年後も通用する「本物の力」が身につく

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 80
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798148564

作品紹介・あらすじ

ITエンジニアの必修科目を「ぎゅっ」と詰めました!
IT業界でずっと活躍するために知っておきたい7つの基本

【こんな人におすすめ】
・新人、若手エンジニアが知識の底上げをするために
・IT業界でのキャリアプランの参考に
・IT分野で働きたい学生が現場で困らないために
・IT企業に勤める非エンジニアの教養として

【書籍の内容】
ITエンジニアは、時代やテクノロジーの
激しい変化に常にさらされています。

本書ではそんな不安を抱えるエンジニアに、
「いつの時代も変わらない技術」と
「ビジネスや社会との結びつき」を解説。

IoTや人工知能といったトレンドも押さえながら、
ネットワーク、データベース、プログラミング、セキュリティなど
エンジニアなら誰もが知っておくべきテーマをカバーします。

応用のためには基礎が必要とはよくいいますが、
実際は応用できる知識と、そうでないものがあります。

変化に強い人材になるために、新技術が登場しても
陳腐化しない本当のベースとなるようなポイントを教えます。

【目次】
●Introduction / IT業界でのキャリアを考えよう

●Lesson 1 / ビジネス目線でテクノロジーを考えよう
インターネット広告、マネタイズ、電子マネーとビットコイン、センサー、ITと人の壁、など

●Lesson 2 / 人に接近するコンピュータ
インタフェース、ハードとソフト、OS、仮想化、コンピュータ処理、など

●Lesson 3 / 世界はプログラムでできている
2進数、プログラミング言語、プログラマの考え方、開発の流れ、アルゴリズム、など

●Lesson 4 / 生活はネットワークの中に
IoT、インターネット、Webページ、通信のしくみ、Eメール、など

●Lesson 5 / 取扱い注意!データベース
DBMS、SQL、統計学、個人情報と匿名化、更新と制御、など

●Lesson 6 / ハッカーとセキュリティ
ハッカーの考え方、ウイルス、パスワード、脆弱性、暗号、など

●Lesson 7 / 人工知能は本気か
人工知能の歴史、ニューラルネットワーク、ディープラーニング、人工知能と倫理、人間との関係、など

感想・レビュー・書評

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  • 初心者向け。ITの基礎がコンパクトにまとまってますが、専門用語もよく出てくるため全く知らない人には厳しいかも。ここをベースに知識を深めることが必要かな

  • 学生など若い人向けの内容だった。
    ざっとテクノロジーの分野を俯瞰するには良いが自分には知っていることだけだった。

  • 前説に当たる第1章の社会の中でのITの立ち位置というような内容が、社会全体を俯瞰した視点からの話で興味深かった。本編は情報処理試験の教本みたいな内容が分かりやすく書かれている。とっつきやすいので若手エンジニアや非エンジニアに向いていそう。

  • 新米エンジニア向け。
    浅く広く、ツールや言語に依存しない知識を復習することが出来る。

  • この本の内容は本当の基礎。これを身に着けたら10年経ってもエンジニアができる

  • エンジニアがこの先生きのこるための本。
    プログラミング、ネットワーク、データベース、セキュリティ、人工知能と確かに今後必要になるだろう知識について網羅的に書かれてあり、かつ最新の情報についてもある程度書かれていたのでよかった。
    IPアドレスには相対アドレスはないという話がちょっと印象に残った。何も考えたことなかったけど、確かにそうだよなと。無理やり実装できなくもなさそうだけど、どこかでやってないだろうか(そんなに需要もないか)。
    誤り訂正だとリードソロモン符号というのがよく使われているらしい(QRコードとかCD・DVD)。ハミング符号は聞いたことあったけど、リードソロモン符号は知らなかった。概要ぐらいは調べておこうかな。
    後初めて知ったことといえば、探索アルゴリズムに「三分探索」や「黄金分割探索」というものがあるということ。探索アルゴリズムってだけでもいろいろあるんだなぁ。
    後、SQLは「DDL」「DML」「DCL」に分かれるとか。なんとなく聞いたことはあったけど、なんとなく覚えておきたいと思った。何の略かは書いてなかったから調べようと思う。
    それより、MySQLは非商用なら無償と書いてあって驚いた。商用利用は有償なの? と思って調べてみたけど、絶対に有償というわけではないようで、すごいややこしい。オープンソースのライセンスはややこしい。未だによく分からない。

  • 2016年12月刊。ITエンジニアの7つの基本分野(プログラミング、ネットワーク、データベース、セキュリティ、人工知能、他)を中心に、「いつの時代も変わらない技術」と「ビジネスや社会との結びつき」に焦点を当ててやさしく解説。復習に最適。

    ◆【引用メモ】理解しておかなければいけないのは、「文字集合」と「符号化方式」の違いです。たとえば Unicode は文字集合で、UTF-8 は符号化方式です。Unicode という文字の集まりを表現したいとき、それを符号化する方法が UTF-8(中略)などです。(p.95)

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著者プロフィール

増井敏克(ますいとしかつ)

増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)。情報処理技術者試験にも多数合格。ビジネス数学検定1級。
「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。
著書に『基礎からのプログラミングリテラシー』(技術評論社)、『IT用語図鑑』『プログラマ脳を鍛える数学パズル』『図解まるわかりセキュリティのしくみ』『図解まるわかりプログラミングのしくみ』『図解まるわかりアルゴリズムのしくみ』(以上、翔泳社)、『プログラミング言語図鑑』『ITエンジニアがときめく自動化の魔法』(以上、ソシム)、『Excelで学び直す数学』(C&R研究所)、『RとPythonで学ぶ統計学入門』(オーム社)などがある。

「2022年 『基礎からのWeb開発リテラシー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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