- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798149943
作品紹介・あらすじ
最新構成自動化ツールを実践的に解説!
クラウド時代に入り、コンピュータシステムのサーバーの導入や
セッティングの状況が変わってきています。以前は手作業で進めてきた
サーバーの構築は、人が行う作業としては大規模かつ煩雑なものとなってきています。
Ansibleはこうしたサーバーの構築を自動化してくれるツールです。
サーバー構成を自動化してくれるツールは以前から注目されていましたが、
Ansibleはとくに“エージェントレス”という点に特長があります。
つまりサーバー側でとくに準備をしなくてもツールが利用でき、
ネットワークやソフトウェアをルールに従って自動でセッティングできます。
また、ほかのツールに比べて設定が単純で、使いこなしやすい点もAnsibleの特長です。
本書ではAnsibleを基礎から解説するだけではなく、より実践的に
AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureで利用する方法も見ていきます。
また、OpenStackやDockerといったシステム構築の新しい枠組みを
うまく利用する方法も解説します。
Tipsやテストなどの現場で役立つ情報を加えており、クラウド時代を生きる
サーバー/インフラエンジニアに必要とされる知識をまとめた一冊となっています。
感想・レビュー・書評
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仕事で必要になりそうなので、読んでみた。操作手順などが丁寧に書かれているので、実際に手を動かしている分には分かったつもりになれる。ただし、設定ファイルに記述する項目についてはそれほど丁寧ではないので、ちょっと違うことをしようとすると、結局は自分で調べなければならない。
入門書としては使えるのだが、技術革新が速いITの分野では、本書のサンプルコードそのままだと最新バージョンのAnsibleだと推奨されないコードになっていたりするので、そこで躓く人が出てくるのではないだろうか。とはいえ、サンプルを動かしてみて発生したエラーを自力で解決することもスキルアップにつながるので、それもいい経験になるのではないだろうか。
それにしても、vagrantとかansibleって、ネットワークとかLinuxを勉強するのには便利なツールだ。類書を読んでスキルアップを図りたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017/07/30 読了 斜め読み