ハッキング・ラボのつくりかた: 仮想環境におけるハッカー体験学習

著者 :
  • 翔泳社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (823ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798155302

作品紹介・あらすじ

常時使える攻撃実験環境で
セキュリティを追究する

【ハッキング・ラボとは】
本書では、物理的な環境にとらわれず
ハッキング実験ができる環境、すなわち
「ハッキング・ラボ」を作り上げます。

セキュリティについて理解するには、
攻撃について学ぶのが近道です。

攻撃実験は仮想環境で行うので、
安心して実践的な学習ができます。

【本書で実現できること】
・セキュリティの基礎を理解できる
・移動可能なハッキング・ラボを構築できる
・Windowsの基本テクニックが身につく
・プログラムを一元管理できる
・C言語やPythonなどのプログラミング環境を構築できる
・OS(WindowsとKali Linux)やネットワークの知識が身につく
・仮想環境により、安全にハッキングを実習できる
・さまざまな攻撃手法を習得できる

【想定する読者層】
・セキュリティの初学者
・ハッカーにあこがれている人
・CTFに興味がある人、または参加している人
・WindowsとLinuxの混在環境を構築したい人
・コンピュータ愛好家
・Linux初心者

【前提知識】
・Windowsの基本操作(ファイルの圧縮・解凍、アプリのインストールなど)ができる
・Linuxの基本的なコマンドを操作できる
・自宅に小規模なLANを構築できる

★読者特典あり★
本書をお買い上げの方に、ページ数の都合で泣く泣くカットした内容をまとめたPDF(約70ページ)をダウンロード提供いたします。(翔泳社の会員登録が必要です。詳しくは本書をお読みください)

【目次(予定)】
●第1部 ハッキング・ラボの構築
 第1章 ハッキング・ラボでできること
 第2章 仮想環境によるハッキング・ラボの構築
 第3章 ホストOSの基本設定

●第2部 ハッキングを体験する
 第4章 Windowsのハッキング
 第5章 Metasploitableのハッキング
 第6章 LANのハッキング
 第7章 学習用アプリによるWebアプリのハッキング
 第8章 ログオン認証のハッキング

●第3部 ハッキング・ラボの拡張
 第9章 物理デバイスの追加
 第10章 ネットワーク環境の拡張
 第11章 ハッキング・ラボに役立つテクニック

感想・レビュー・書評

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  • 環境設定で躓いた。
    環境設定で躓くようなやつはコンピューターには向かないのだろう。。。

  • 実際に手を動かすことにより、理解が深まる。
    それにしても、知らない•分かっていないと認識させられるものがまた増えた、、、

  • タイトルに惹かれて。
    ハッキングを体験し、セキュリティを理解する一助にとのこと。おもしろい。
    用語の解説もわかりやすい。。はずではあるが、慣れない領域でどんどん進んでいくため、流石に難しい。
    ただおもしろい。

  • 野津伸治先生 おすすめ
    6【専門】007.37-I

    ★ブックリストのコメント
    ペネトレーションの演習ができる。

  • 822ページと大著である。しかも数々のソフトのインストールが必要である。これをマスターするには容易ではないがどれかを少しずつ学習することには意味があると思われる。

  • 請求記号 007.6/I 62

  • ハッキングの手法、ラボの構築を手軽に学べて大変よい。
    非常に丁寧に書かれているので、少し厚い本だが手を動かし読み終えるのにさほど時間はかからない。

  • 非常に実用的なことがきめ細かく書かれており、環境構築は問題なくできた。800ページ近くあり読み込むのは大変。

    1部 ハッキング・ラボの構築
     1章 ハッキングラボでできること
     2章 仮想環境によるハッキングラボ
     3章 ホストOSの基本設定
      VirtualBox上に攻撃側ツールとなるkali Linuxをインストールする。
    2部 ハッキングを体験する
     4章 Windowsのハッキング
      VirtualBox上に非攻撃側のOSとなるWindows7,10をインストールしてkali Linux側からハッキングを行う
     5章 Metasploitableのハッキング
      Metasploitableをインストールしてこのツールを使いながらハッキングの体験をする
     6章 LANのハッキング
      WiresharkでLAN上に流れる情報をキャピチャする方法を紹介
     7章 学習用アプリによるWebアプリのハッキング
     8章 ログオン認証のハッキング
      省略
    3部ハッキング・ラボの拡張
     9章 物理デバイスの追加
      RaspberryPiにkali Linuxをインストールする
     10章 ネットワーク環境の拡張
     11章 ハッキング・ラボに役立つテクニック
      省略

  • ■書名

    書名:ハッキング・ラボのつくりかた 仮想環境におけるハッカー体験学習
    著者:IPUSIRON

    ■概要

    本書では、物理的な環境にとらわれずハッキング実験ができる環境、すなわち「ハッキング・ラボ」
    を作り上げます。セキュリティについて理解するには、攻撃について学ぶのが近道です。
    攻撃実験は仮想環境で行うので、安心して実践的な学習ができます。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    こうやって丁寧な環境構築を記載してもらえると、本当にありがたい。
    まあ、丁寧すぎる部分もあるけど、NW、セキュリティ初心者向けとしては、
    ほぼほぼ完成形だと思います。

    色々なことをすごく丁寧に書いていますし、丁寧すぎて小技がメインっぽく
    なってしまったり、今何やっているんだっけ?となったりします。
    こういうのは何度もやることで、やっと自分がどこで何のために何をしているか?という
    のが理解できます。

    まだ、8割ぐらいしかできていないけど、何度もこの本の内容を実施した後は、自分で
    Kaliを使いこなしていく必要がありますね。

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著者プロフィール

 IPUSIRON(イプシロン)
1979年福島県相馬市生まれ。相馬市在住。2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス)を上梓。情報セキュリティと物理的セキュリティを総合的な観点から研究しつつ、執筆を中心に活動中。
主な書著に『ハッキング・ラボのつくりかた』『暗号技術のすべて』(翔泳社)、『ハッカーの学校』『ハッカーの学校 個人情報調査の教科書』『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』(データハウス)がある。
近年は執筆の幅を広げ、同人誌に『ハッキング・ラボのそだてかた ミジンコでもわかるBadUSB』『1日で自作するポータブル・ハッキング・ラボ』、共著に『Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ』(PEAKS)、翻訳に『Pythonでいかにして暗号を破るか 古典暗号解読プログラムを自作する本』(ソシム)、監訳に『暗号技術 実践活用ガイド』(マイナビ)がある。
 ◆Twitter:@ipusiron
 ◆Webサイト:URL https://akademeia.info/ 

「2022年 『ホワイトハッカーの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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