- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798165653
作品紹介・あらすじ
堅実に業績をつくるチームに変わる思考法
日清食品社長・安藤徳隆 推薦!「クリエイティブな日清食品の社員も学ぶ、考えかたの基礎」
ソニーグループ副社長兼CFO・十時裕樹 推薦!「財務諸表は企業のバックミラー、本書は成長に必要な前方視界」
マーケティングを強化したのに期待したほど業績が伸びない。
その理由は企業のマーケティング人材が“木を見て森を見ず”の状態だからです。
その施策は、「誰に?」(顧客理解)、「何を」(顧客価値)を届けるものなのか? 事業フェーズ上の優先度は妥当なのか?
施策やツール活用を目的とせずに本質的な問いをもって働く人を増やし、最適な判断ができる組織・チームへ。
本書は企業が陥りがちな落とし穴に焦点をあて、B to C、B to Bを問わずに成果を出せる組織・チームの要件と育成法を紹介します。
これまで23年間にわたって、スタートアップから大企業までマーケティング支援を一貫して行い、自らも起業して事業を成長させてきた山口義宏が、豊富な図解とやさしい語り口で解説します。
とくに次のような方には必読の一冊といえるでしょう。
・マーケティングによって自社の業績を底上げしたいマネジメント層
・チームや組織のマーケティングを強化したいリーダー層
・マーケティング力を高めたい担当者やマーケティング支援会社の担当者
・マーケティングの本質をおさえたいビジネスパーソン
●目次概要
第1章 なぜ「マーケティング」は難しいのか
第2章 成果を出すOS=「マーケティング思考」
第3章 マーケティング思考を構成する3つの共通言語
第4章 事業フェーズ別の考え方・判断基準
第5章 「マーケティング思考人材」育成の成功法則
感想・レビュー・書評
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新しい発見のインプットというより、
今まで実務でやってきたことだったり、
インプットしてきたものが、
改めてなぜ大事なのか、綺麗に言語化されているような感じ。
自分の中での大事なことが再認識できる。
マーケター初級者の人は、マーケティングの全体感を学ぶことが出来るし、
事業全体や、組織のことを考えている
マネージャーレイヤーのマーケターの人は
読みながら、分かりみが深いっ!ってなって頷きながら読んでると思います笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
概念、一歩目、周りとの課題意識を揃えるツールとしては意味のある内容。ただあえてと感じるか実践との距離が遠くネクストや解は見えずらいと感じた。
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<ワード>
- マーケティングが混乱する要因は、範囲を矮小化した機能と部門名の氾濫
- 価値を作る業務:市場・顧客の理解、研究開発、商品企画
- 価値を伝えて売上に換金する業務:広告宣伝・PR、営業、販売
- 顧客体験に関わる取り組み業務すべてがマーケティング
→マーケティング部を敢えて作らない選択
- マーケティング思考
=外から見える施策の品質と成果を良くするために、外から見えない部分を引き上げていくことが大切
- マーケティングフレームワーク
=誰に?(顧客理解) 何を?(顧客価値) どのように?(4P施策)
- 施策の全体最適、施策間の連携・一貫性、施策に偏重しない
→担当外、専門外を広く浅く
- 事業フェーズ別のマーケティング思考
<気づき>
マーケティング思考を持つことの重要性を説く中で、まずはあいまいな理解のまま使いがちな「マーケティング」というワードの真意に迫り、人材育成・組織課題、LTV、事業フェーズごとのマネタイズ方法といった、具体的な内容にまで落とし込まれており、めっちゃくちゃ分かりやすかった!
自社は今、罠にはまっている状態で「これじゃうまくいかないよな」と納得。。。
誰に?何を?を問う。「広く浅く」方向の人材育成。
全体最適、施策間の連携・一貫性については、組織体制や事業の仕組み化とともに。 -
自魚のフェーズ毎にやるへぎ事が書かれており極めて実務的に役に立つ。また、マーケティングの本質である顧客、提供価値と施策の区別が明確に描かれており誰でも理解がしやすい
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自分の理解力のせいだと思うが全然理解できなかった
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概論、戦略については理解できた気がするが、
戦術部分は理解が追いつかなかった。
(自分の知識レベルの問題かもしれませんが…)
マーケティングを進める上でありがちな組織の弱点的なところは特に参考になりました。 -
マーケティングの実務上のポイントがよくわかった