ビジネスアイデア・テスト 事業化を確実に成功させる44の検証ツール

  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798166209

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計16万部!
世界的ベストセラー『ビジネスモデル・ジェネレーション』、
待望の最新作

ビジネスアイデアが成功するかどうか、
判断するには「主観」より「エビデンス」。

「ユーザーにとって魅力的か」
「技術的に実現できるか」
「経済的にやっていけるか」
を検証するために使えるツールを完全網羅!

起業家、事業開発の担当者、
ビジネスアイデアのあるすべての人必携。

【顧客発見の実験】
<調査>顧客へのインタビュー/エキスパート・ステークホルダーへのインタビュー/パートナーとサプライヤーへのインタビュー/ある1日/顧客発見サーベイ
<データ分析>検索トレンド分析/ウェブトラフィック分析/オンラインフォーラム/営業チームのフィードバック/顧客サポート分析
<興味の発見>オンライン広告/リンクトラッキング/404テスト/機能のスタブ/メール・キャンペーン/ソーシャルメディア・キャンペーン/紹介制度
<議論のためのプロトタイプ>3Dプリント/ペーパープロトタイプ/ストーリーボード/データシート/パンフレット/解説動画/ブーメラン/持ち主ごっこ
<嗜好と優先順位の発見>プロダクトボックス/スピードボート/カードソート/機能の購入

【顧客実証の実験】
<インタラクションのプロトタイプ>
クリック可能なプロトタイプ/単一機能のMVP/マッシュアップ/コンシェルジュ/実物大のプロトタイプ
<CTA(行動要請)>
ランディングページ/クラウドファンディング/スプリットテスト/先行販売/顧客実証サーベイ
<シミュレーション>
オズの魔法使い/模擬販売/同意書/ポップアップ・ストア/スパイク

■著者紹介■
デイビッド・J・ブランド
2015年、リーンスタートアップ、デザイン思考、ビジネスモデル・イノベーションの手法を用いて企業が製品とマーケットのフィットを見出すことを支援するPrecoilを設立。これまで世界中の企業で新規のプロダクトやサービスの実証実験を支援してきた。シリコンバレーの複数の起業家育成プログラムで講師を務める。
アレクサンダー・オスターワルダー
2015年、「経営思想のアカデミー賞」と呼ばれるThinkers50に選出、2019年同4位にランクイン。ウォートン、スタンフォード、バークレー、MIT、など世界中の大学やビジネススクールに客員講師として招かれてきた。また、バイエル、ボッシュ、WLゴアなどの一流企業や、マスターカードを初めとするフォーチュン500企業の戦略・イノベーション関連のプロジェクトに参画している。

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスアイデア化のヒントを得るべく読書。
    バリュープロポジションキャンバスやビジネスモデルキャンバスとの関連性から整理がなされており、体系的な理解につながって良い。

    メモ
    ・アイデアは調査検証と実行を経てビジネスとなる。顧客発見と顧客実証が必要。

    ・検証すべきリスク
      魅力性リスク 顧客が興味を持ちうるものか
      実現可能性リスク アイデア具体化できるか
      存続可能性リスク 利益につながるか

    ・成功するチームの特徴
      データ活用型
      実験主導型
      顧客中心主義
      起業家精神
      反復アプローチ
      前提を疑う

    ・会社が提供すべきもの
      サポート
       リーダーシップ
       コーチング
      アクセス
       顧客
       リソース
      方向性
       戦略
       ガイダンス
       KPI

    ・チームアライメント
      ミッション、期間、共同チーム目標、
      メンバーのコミットメントレベル
      共同リソース、想定される最大リスク
      
    ・良い仮説の特徴
      検証可能である、正確である、単独で成立する

    ・検証の順番。
      最初に魅力性仮説を調査する
      次に実現可能性仮説の調査
      最後に存続可能性仮説の調査。

    ・仮説マップ
      上記3要因の仮説をリストアップする
      優先順位づけするためエビデンス有無と重要性大小の2軸で対象仮説をマッピング。
      重要性高いが、エビデンスがない領域から検証をスタートする。

    ・エビデンスの強さ
      弱い→強い
     意見信念→ファクト出来事
     発言→行動
     ラボ環境→現実世界
     小さな投資→大きな投資

    ・実験フローの原則
      実験の視覚化 作業を自分や周囲に明らかに
      実験の制限 多発同時はトラブルの元
      実験の継続 時間をかけて実験続行

    ・実験時のアドバイス
      低コスト短時間の実験から始める
      同じ仮説に対して複数の実験を行い、エビデンスを強化する
      制約内で最も強いエビデンスが得られる実験を選択する
      アイデアを具体化する前にできる限り不確実性を減らしておく

    ・リーダーに求められる行動
      プロセス評価基準文化など実験に適した環境構築する
      障害を取り除き門戸を解放する
      エビデンスに基づいて意思決定を変更する
      回答よりも質問する

  • ビジネスの組立説明書のような本。
    プラモデルもろくに説明書を読まずに作り始めて部品を無くして完成させられずに終わった少年時代を過ごした私にはとても出来そうにありません(汗)

  • テクニックの粒々の紹介。
    これを使って実務をするには厳しい。

  • リーンキャンバスでモデル化したビジネスモデルに対し、
    検証手法を44個 紹介する本。
    検証手法ごとに、4つの指標で特徴を述べている。
    1.コスト
    2.エビデンスの強さ
    3.準備時間
    4.実行時間

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