Web APIの設計

  • 翔泳社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798167015

作品紹介・あらすじ

さまざまなWebを構成する重要な要素「API」
使いやすく拡張性に富み、堅牢なAPIの設計指南書

【本書の内容】
本書は
Arnaud Lauret, "The Design of Web APIs",
Manning Publications, 2019
の邦訳版です。

SNSはもちろん動画システムや決済システムなど、いまやAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を使用しないWeb上のシステムはありません。
データを簡便にリクエストでき、使いやすいデータを返す。そういうAPIが求められています。
とはいえ、データをリクエストしてくるのは一か所ではありません。カスタマーがいてコンシューマーがいてデベロッパーがいて、そしてそれぞれがそれぞれの都合に合わせた使えるデータを要求してきます。

本書はこういった複雑な要望に対して、可能な限り応ええる柔軟性を備え、堅牢でシンプルなAPIを作る方策を示します。
コマース系のサイトをベースに、データの配置方法や拡張性を維持し続ける方法などを、実装ありきではないスタイルで、APIのすべてを語り尽くしています。また、メンテナンス性や、より多くのユーザーを獲得するためのドキュメントの記述・完備方法なども詳解します。
突貫で作りがちなAPIを、その使い勝手にフォーカスしながら正しく作り込んでいくための視点と姿勢を体得できる一冊です。

本書は、著者Arnaud Lauretの長年のAPI設計経験を利用し、
要件を収集する方法、ビジネス目標と技術目標のバランスを取る方法、
および消費者第一の考え方を採用する方法について、仔細に検討し、
より使いやすく可用性に富み、拡張性と堅牢性をもつAPI構築への道を詳解してくれます。

【本書のポイント】
・使うだけではなく使えるAPIを理解できる
・API設計の勘所がつかめるようになる
・実世界におけるユーザー指向APIを学べる
・手書き風の概念図がかわいい

【読者が得られること】
・APIの成り立ち
・使いやすいAPIの作り方
・可用性・発展性のあるAPIの設計方法

感想・レビュー・書評

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  • 〇APIのセキュリティ
     1.ユーザを登録する
     2.APIを利用するためのトークンを取得
     3.トークンを使用してAPIを呼び出す

    〇バージョニング
     APIレベルでバージョニングするのがベストプラクティス
     リソースレベルでのバージョニングはユーザにとってわかりづらい。

    〇同期的でないAPI
     ・Web Hook
     クライアント側にポーリングさせるのではなく、サーバ側からあらかじめ登録されたURLにPOSTする。

     ・イベントストリーム
     SSE(Server-Sent Event)
     HTTPプロトコルでレスポンスデータに情報を流し続ける。

  • API何それわからん的な私から見たら、だいぶ専門的でハードル高かった。
    紹介読んで、基本的なこと書かれているかなーって思ってパラパラ読んだけど、難しかったな。。(ふりがなJSの本みたいなのを期待してしまった)

    ある程度わかってきてから読んだら、良書な感じがする。

  • 会社で買ってもらったので、まずは流し読み。

    階層設計からセキュリティ・性能を視野に入れた考慮ポイント、利用ユーザー向けのマニュアルやライフサイクル等々、Web API の設計運用に必要なことが網羅されている感じです。
    その分ボリュームは多めですが、Web API 提供者は持っておくと良い一冊かと。

  • WebAPIを設計するための考え方について非常に勉強になりました。
    APIとは?から始まり、ユーザーを意識した使いやすいAPIの考え方、RESTについて、ドキュメントの作り方、セキュリティ、バージョニング、などが書かれています。
    設計に関する本なので「どのように考えながら設計していくか」を知ることができました。
    便利なAPI作りたいけどどうやったらいいんだろう。って状態だったので非常にタメになりました。

  • 説明が丁寧だけど、冗長。

  • 2020-09-08 購入

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