ビジネスマンのための新教養 UXライティング

  • 翔泳社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798167459

作品紹介・あらすじ

ユーザーを導き、ビジネスを加速する、伝わるWebの書き方!

UXライティングとは、ユーザー(読み手)の体験を助け、体験の価値を高めるように
配慮した文章の書き方、技術のことをいいます。

Webを利用し、直接顔を合わせることのないままビジネスを進めるのが日常的となった現在、
ユーザーに配慮した書き方がとても重要になっています。

この「ユーザー体験」「読み手への配慮」という視点は、Webサイトやアプリの制作に携わって
いる方はもちろん、一般ビジネスマンにとっても必要な考え方、スキルの1つとなりました。

そこで本書では、具体的な例を通してUXライティングの手法を紹介しています。

著者はテクニカルコミュニケーションの専門家として第一線で活躍し続ける髙橋慈子氏と
公立はこだて未来大学の教授で教育工学、ライティング教育が専門の冨永敦子氏。

お手本となる文例や事例を多数紹介しているので、本書を参考にすれば自分の仕事に
UXライティングを活かし、実践できるようになります。

【本書の対象読者】
・UXライター、UXデザイナー
・企業のWebサイトの担当者
・仕事で内外とのやり取りをスムーズに行いたい方

【目次】
第1章 UX(ユーザー体験)がビジネスを変える
第2章 UXライティングで課題を解決する
第3章 UXライティングのプロセス
第4章 わかりやすくなる書き方のポイント、UX のスタイルガイド
第5章 よりよく伝える改善の取り組み

感想・レビュー・書評

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  • ユーザー目線に立って文章を書くことイコールUXライティング、と言うことらしい。
    ブロガーやライターなら割と普通にやってることだと思うが、これまで文章を書くことがなかった人が最初の一冊として読むなら良いかも。
    全体的に読みにくく、改めてUXとは何かを考えさせられる。

  • UXライティング(言葉でどう人に体験を伝えるか)について簡潔にまとめられた本、そりゃあそうなんだけどと思いつつ忘れがちなことを読みやすいボリュームでまとめているライティング初級編

    以下めも
    ・UXに合わせた最適な言葉遣いをUXライティングと呼ぶ。ユーザ視点での表現を使う
    ・提供者視点のサービスになってることは多々ある(機能重視でシステムやサービス開発が進められてきたから)
    ・ユーザーとの間に距離があるシステムは使い勝手が悪く信頼を得られない
    ・スマートフォンの小さな画面に表示されるメッセージやボタン、入力欄のヒントは短い文章(マイクロコピー)であることが求められる
    ・ユーザーにとってわかりやすく、共感を得られるものであることが求められる

    UXデザイン
    ・サービスデザインを設計するときに、ユーザーを中心に開発を進める手法をUXデザインと呼ぶ
    ・ユーザー体験を高めるためにとことんユーザーを詳しく分析するプロセスをへて進めていくこと
    ・「UXデザインの教科書」をよめ

    ユーザー中心の設計から、言葉はとことん定義する
    ・一文一説明
    ・業界用語排除

  •  UIUXのお勉強。

    ・サービス設計12か条
    第1条 利用者のニーズから出発する
    第2条 事実を詳細に把握する
    第3条 エンドツーエンドで考える
    第4条 全ての関係者に気を配る
    第5条 サービスはシンプルにする
    第6条 デジタル技術を活用し、サービスの価値を高める
    第7条 利用者の日常体験に溶け込む
    第8条 自分で作りすぎない
    第9条 オープンにサービスを作る
    第10条 何度も繰り返す
    第11条 一遍にやらず、一貫してやる
    第12条 システムではなくサービスを作る

    「『聞き出す』のではなく、『引き出す』です」

    ・わかりやすくなる書き方のポイント、UXのスタイルガイド
    1.とにかく短く、簡潔に
     1つのことを1つの文で説明する(一文一義)
    2.語りかけるように書く
    3.ユーザー視点でことばを選ぶ
    4.丁寧さのさじ加減を心得る
    5.ヒントを提供する
    6.失敗を役立つ体験に変える
    7.専門用語をやたらと使わない
    8.翻訳しやすい
     論理関係をはっきり
     1つの意味になるように

  • 出版社の企画でいただき読みました。
    概念や考え方に触れつつ、具体例を示しわかりやすい本になっています。
    演習も含まれているので、理論とかに触れてふんわりしてわからないという人にとっては、かなり具体的に説明されてるので理解がすすむ一冊になるのではないでしょうか。

  • 前置きやプロセスの話が長く、肝心のUXライティング自体のテクニックが4章の20ページ強しかない。
    ザ・マイクロコピーのほうが事例豊富で参考になる。

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著者プロフィール

■髙橋慈子
テクニカルコミュニケーションの専門会社 株式会社ハーティネス代表取締役
慶應義塾大学、大妻女子大学 非常勤講師
一般社団法人人間中心社会共創機構 理事

「2023年 『【改訂3版】情報倫理 ネット時代のソーシャル・リテラシー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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