はじめてのUXリサーチ ユーザーとともに価値あるサービスを作り続けるために

  • 翔泳社
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本棚登録 : 257
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798167923

作品紹介・あらすじ

現役リサーチャーによる
現場で生きるノウハウ満載!

よりよいサービスを開発していく上で、
いまUXリサーチの重要性が高まっています。

「作り手の思い込みではなく
エビデンスに基づいて意思決定ができる」、
また「顧客にとっての価値を制作のより早い
段階でサービスに反映できる」ことから、
プロダクトマネージャーやデザイナーなど、
多様な職種の人が、現場の課題や目的に応じて、
UXリサーチを取り入れようとしています。

本書は、そうした方に向けた
UXリサーチの入門書です。

UXリサーチの基本的な捉え方から、
組み立て方、手法、
または組織で活かせる仕組みの作り方や
仲間の増やし方、実践知の共有まで、
ひとりでも小さく始めて続けられる
ノウハウをまとめています。

ケーススタディでは、
メルペイUXリサーチチームの
現役UXリサーチャーが
現場で実践している方法を
7つの事例にもとづいて解説します。

さらに、付録として実践で使える
テンプレートがダウンロードできます。


〈本書を読んでできること〉
・ひとりで小さく始める
・仲間を増やして一緒に実践する
・続けられる仕組みを作る

感想・レビュー・書評

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  • UXリサーチなるものが一体なんなのか、ざっくり掴みたくて手に取った。リサーチをするにあたって何から手をつければいいか、考え方、手法などがひと通り紹介されていて実用的。読む前は大きな会社でチームで行う作業と思っていたが、本書では1人でも始める手法なども紹介されていて参考になった。

  • UXリサーチのモダンな入門書が出来ましたね。組織の中で、UXリサーチを始めて仕組み化するのにはどうしたら良いか。実践知の詰まった一冊。

  • 「UXリサーチ」という「AI」並みにフワフワしたことばの解像度を上げることができた。メルペイ社の事例があるのでイメージがしやすい。
    これを読んでさあ完璧!とは当然ならないかもしれないが、入り口としては良い書籍だと思う

  • UXリサーチの始め方。超入門書。
    リサーチをやってみたいけどどうしたら良いか分からない人向けで、そういう人には参考になると思う。
    調査の手法、案件の進め方、組織の作り方の紹介もあるが、深堀はそれぞれの専門書に任せることになるので、ざっと全体観を広く知るには向いている。

  • 3分の1くらい読んで、今じゃないな、と思って辞めた。

  • いい意味でUXリサーチについて初歩から丁寧に書いてある。ただその分無駄な言い回しも多くて50ページぐらい縮められるんじゃないかなーって思ってしまった。

    一からリサーチにやるには非常に参考になると思います。

  • ■UXタイムスパン
    ①利用前(予期的UX):手に入れる前どんな想像してた?
    ②利用中(一時的UX):使い始めの使い心地の印象は?
    ③利用後(エピソード的UX):使っていて良いなぁと思ったエピソードは?
    ④利用全体(累積的UX):使い続けた現在の想いはどんなもの?


     有名な話として、ヤコブ・ニールセン氏の「5人のユーザーでテストすれば、ユーザビリティ問題の85%を発見できる」

    「YouTuberになったつもりで、説明しながら操作してもらえますか?」

    ■「アプリでかんたん本人確認」機能
    WeeklyUXリサーチの仕組みを活用して14週連続、60回ものユーザビリティテストを実施しながら検証を積み重ねていきました。

  • 奥が深いことがわかりました。
    調査をする際にはその目的(どう活かすのか)を明確にしておくことが大事なのだと感じました。

  • 業務上必要になり拝読。いままでやってきたことが間違っていないこと、これから目指す方向も間違っていないことを確認できる一冊だった。この本をきっかけにUXリサーチというキャリアを選択肢に含めて、リサーチを初めて見たり、外の世界からプロダクト開発・デザインの世界に飛び込んでくださる人が増えたら尚嬉しいなと思った。それくらい、初めての人に優しく寄り添う指南書として素晴らしい一冊だと思う。

  • メルペイのUXリサーチャーである著者2人の共著によるUXリサーチの方法論と実践のTipsをまとめた一冊であり、非常に実用性が高く面白い。

    実際にメルペイで行っている実務に即した内容になっているため、
    ・外部の消費者パネル会社などを用いてユーザーインタビューを行うときの企画書の作り方や必要な準備内容
    ・プロトタイプなどをユーザに操作してもらうときに便利なツール(スマホ操作方法をきちんと動画に残すための書画カメラの利用など)
    など、非常に有益なものが多く、UXリサーチという名目であるかは置いておいて、プロダクト開発、新規事業の探索、既存プロダクトの改善やマーケティング手法の検討など、”消費者/ユーザーとのインタラクション”を業務で行っている人であれば、必ず有益なネタが見つかると思う。

    個人的に”なるほど”と関心したのは、実際にメルペイが行っている「Weekly UXリサーチ」という手法。これは目的をあらかじめ決めずに、消費者/ユーザーだけを事前にリクルーティングしてインタビューの日時だけを決めておき、その週にクイックにUXリサーチを行いたい各組織の担当者が、自由にインタビューなどを実施する、というものである。消費者/ユーザーインタビューをセットするのは意外と手間がかかり、特に外部のパネル会社からリクルーティングする場合はどうしても1-2週間程度のリードタイムができてしまう。メルペイのように一定の大きさの事業があることが前提にはなるが、毎週何らかのインタビューは発生するだろう、ということさえ満たしておくのであれば、この手法は非常に合理的(外部パネル会社を使うにしても、都度発注よりも割引を効かせやすい、というメリットもある)だと感じた。

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