- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798175775
作品紹介・あらすじ
◆モノを売るために知っておきたい! デザイン心理法則◆
私たちは毎日、インターネット・テレビ・街の中など多くの場所で心理効果を使ったデザインに触れ、無意識のうちに影響を受けています。
「ついつい買ってしまう商品」「満足感のあるサービス」「使い勝手の良いアプリケーション」など、意思決定を誘導するものから人のためになるものまであらゆるデザインに心理学が意図的に使われているのです。
これからのデザイナーやマーケターは、AI時代でも求められる人材になるために、心理法則を使った効果的かつ説得力のあるデザインを作っていく必要があります。
本書ではまず、よく見かけるタイプのWebサイトやポスター、バナーといったデザインには、どんな心理法則が隠れているのかという使用例を紹介し、その後、それぞれの心理効果や錯視効果、色彩効果、レイアウトの法則を1ページ単位で簡潔にまとめて紹介していきます。
本書で、ご自身のデザインやビジネスに取り入れられそうな心理法則がないか探してみてください。
【構成】
Chapter1 心理効果の使用例
Webサイト/ポスター/LP/バナー/サムネイル・アイキャッチ/名刺/ECサイト/UIデザイン
Chapter2 デザインに使える心理効果
クレショフ効果/シャルパンティエ錯覚/ベビーフェイス効果/ヴェブレン効果/ハロー効果ほか
Chapter3 錯視効果
ムンカー錯視/ホワイト錯視/色の恒常性/環境光の錯視/チェッカーシャドウ錯視ほか
Chapter4 色彩効果
重い色と軽い色/色によってイメージする味覚/味覚イメージと色の違い/食品と補色の相性/音調による色感覚ほか
Chapter5 レイアウトの法則
近接の法則/整列の法則/シグニファイア/ヤコブの法則/Zの法則/Fの法則ほか
◎著者プロフィール
321web(三井将之)
PREATE株式会社 代表取締役社長
デザイン関係のブログ「321web」を運営。閲覧回数は年間約300万PV。ブログでは初心者にもわかりやすいようにデザインやAdobe ソフトの使い方を中心に情報を発信。
感想・レビュー・書評
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デザイン心理学って、「ルビンの壺」などの錯視が有名で「不思議だねー」なんて興味だけはありましたが、なんとなく感覚でデザインしていないで、きちんと心理や法則などの理論を頭に置いた上で制作することが大事ですね。
例えば「ルビンの壺」は対象の法則や面積の法則によって壺や顔が浮き上がる例として挙げられていて、形と背景を考える時の参考になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分で、チラシを作って営業活動したりしてるので
どうやったら効果的か学びたくて、読みました
自分の知識レベルでは難しかったけど
挑戦していこうと思います -
視覚デザインにおける心理効果・錯視効果・色彩効果・レイアウト効果の説明が書かれている。どの効果も簡潔にわかりやすくまとめられている上に、文が短いので読みやすい。
各効果の引用文献が巻末に書かれている点は良いが、ダン・アリエリーの行動経済学も含まれているため、信憑性には注意しないといけない。それでも錯視パートは信憑性が比較的高いと思う。
69ページ「しかし、近年ではマジカルナンバー4±1とされ、短期記憶できるチャンク数は3〜5とされているため」は本書を読むまで知らなかったので学びになった(7±2の知識で止まっていた)。
93ページ「フィック錯視」、97ページ「ポンゾ錯視」の錯視効果は実際に体感しやすいので覚えておきたい。 -
1ページに効果・法則がまとめられていて参照しやすいです。
錯視についても掲載されています。
読み方としては、
1回目は、全体を通し読みして、すでに実践しているもの・活用できそうなページにドッグイヤーをつけました。
今後広告を作るときやpptでプレゼン資料を作るときに、配置やデザインに迷ったら参照していき、辞書的に使いながらインプットを続けて自分のものにしていこうと思います。 -
個人的に1番面白かったのは錯視に関する話。
ただただ数値を合わせていっても、人間目の錯視によって位置ズレなんかを感じてしまうこと、色が違うと感じてしまうことなどがたくさんあることを学べてよかった。 -
5月10日新着図書:【つい買ってしまう商品には心理効果を使ったデザインが意図的に行われているそう。どんな心理法則が隠れているのか,レイアウトの法則、色彩法則を完結にまとめて紹介します】
タイトル : サクッと学べるデザイン心理法則108
請求記号 : 670:Mi
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28212354