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- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798601021
作品紹介・あらすじ
名栗と早苗が引き起こした事件の後、何やら恭子の様子がおかしいことに言い知れぬ不安を覚える狗斗。そんな中、二人は"組織"から最後の任務を言い渡される。その任務とは、国家を揺るがすほどの力を持った、最強にして最凶にして最狂の無差別大量殺人鬼の討伐だった…!死なない男と刺したい少女の物語、任務もサシデレも最高潮へ。
感想・レビュー・書評
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この巻で完結。まあいろいろ気に入らないところはあったが、ぷよさんのイラストのレベルアップも含めて良かったんじゃないかと思う。
気に入らなかった点のひとつは、今回ラスボスが登場するが、国家レベルの力を使っても捕まえることすら出来ないという説明があまりに納得できなくて、前半の導入部をすっきり読み進めることができなかったこと。強力な粘着弾やナイフじゃ切れない捕縛網などちょっと考えてもいろいろとあると思うんだよね。もちろん超高速で移動して触ることすらできない敵というなら無理かも知れないけど余裕みせて結構攻撃を受けてるわけだから、作者が強引に捕まえられないんだと言ってるだけでもっと説得力のある強さをもたせたほうがわかりやすかったんじゃないかと思った。もうひとつ気に入らなかったのはあくまで個人的な思いになるが、りんへもうちょっとテコ入れが欲しかった。最終巻だし。なんというか、いい子でも地味だと恋愛の相手にされないみたいな雰囲気があって可哀想に思えてしまった。難しい設定で7巻まで続けてきたことは素直に感心してるので、次回作を楽しみに待ちたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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