扉の魔術師の召喚契約<アドヴェント・ゲート> -その少女、最強につき- (HJ文庫 そ 1-4-1)

著者 :
  • ホビージャパン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798605425

作品紹介・あらすじ

世界屈指の魔術師ロイは、史上初の"異世界召喚"を成功させた。彼が呼び出したのは現代日本の女子高生にして、見るからにか弱そうな美少女雛菊アヤメ。だがその実態は、素手で超強力な魔術を打ち破れる位チートすぎる戦闘力の持ち主だった!!そんなアヤメと行動を共にするうち、ロイは"最強の魔術師を決める戦い"に彼女とコンビで参加することに!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 肉体派のヒロインを召喚する話。
    全く盛り上がるとこないな。
    人物も凡庸や。
    Boring!

  • 突然異世界召喚された女子高生だったが
    呼び出した相手の目的は『彼女が欲しい』だった。

    ふざけるな、の一言以外何物でもない理由ですが
    その理由が分かるにつれて、納得してしまいます。
    とはいえ、信頼できる存在がいないわけでもないようで。

    視点が女の子と男の子、の3人称。
    片や魔術師なだけで、片や女子高生なだけ…ではなく
    恐るべき能力を秘めていました。
    魔術師、は召喚した時点で並み以上だと思いましたが
    女の子はどういう構造で!? と叫びたくなります。
    物理の法則を知りたい…。

    還るための魔力を手っ取り早く手に入れるため、ですが
    当然これ1回で終わらないはずです。
    参加して棄権はあり? と思っていたら
    ありがちネタで終了。
    とはいえ、彼らの状況を考えるに、こうなるはずです。

  • 「普通の蹴りで岩盤を砕く力を持つ女子高生が、ふとした拍子に異世界へ召喚され、元の世界に戻るため奮闘する」というお話。
    ……ネットで有名なとあるラノベ読みさんがなかなか良い評価を与えていたので試しに読んでみたのですが「可もなく不可もなく」「山も谷もなく、全体を通してなだらかで予想通りの展開」なので面白くありませんでした。
     俗に言う「ボーダーライン作品」というやつで、決して「悪い作品」ではないと思います。
    「やや地の文が固い(文章ではなく、文書みたいな)」
    「変な句読点の打ち方をしているところがある」
     ため、部分的に読みづらい印象を受けましたが、さしたる欠点などもなくスッと最後まで読めました。

     けど、如何せん「障害」が低いし、ヒロインの女の子も前向きすぎて苦悩や葛藤が浅い。
     それは相棒役の魔術師(イケメン)くんも同じで、少し話をした程度で解決できてしまう程度の悩みというのは拍子抜け。
     何よりよろしくないのは「戻りたい」と言いつつ、結局最後に現代へ戻る段階になって「残ってもいいかな?」という気持ちのせいで異世界に残ることにした……というのはあまりにも「大方の予想通りの展開」でつまらない。
     小学生でも予想できる「オチ」というのはあまりにも芸がなさ過ぎる。工夫と意外性が皆無と言われても仕方がないでしょう。

     そんなわけで、評価は低め。読後に気がついたのですが、この作者さん。以前別の作品を読んだときにも似たような印象を抱いたので、もっとメチャクチャで混沌とした作品が読みたいなぁと思いました。
     あまりにお行儀が良い、小利口な作品ばかり書く人みたいなので。

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