六畳間の侵略者!? 16 (HJ文庫)

著者 :
  • ホビージャパン
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本棚登録 : 70
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798608365

作品紹介・あらすじ

ついに急進派地底人との全面対決に乗り出した孝太郎たち。目標は「敵本拠地の制圧」と「地震兵器の破壊」。しかし、作戦の指揮を執っていたキリハに敵の魔の手が迫っていた-!果たして急進派を率いる「マグズ」の正体とは?そして、大地の民を二分する戦いの決着やいかに!?新装備てんこもりな『六畳間』の面々が地上と地底を舞台に躍動する!

感想・レビュー・書評

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  • 六畳間をめぐる、家主、幽霊、魔法少女、異星人、地底人、(大家さん?などその他諸々)の物語の第16弾
    今回は地底急進派との完結編

    今回もメインヒロインはいるもののすべてのヒロインに見せ場があって、それを書ききる健速さんは流石ですね。
    ルースさんの例の平常運転もあり、展開や結末はこうなるだろうという所に着地だけど、読んでいて楽しいです。
    なにより297ページの絵は自分の心が温まりました。
    気になるのはやはり六畳間の存在か。
    さてこれからどう展開しるのかな!

  • バトルin地底終幕。もちろんヒロインはキリハ。新たな「侵略」宣言含め最後の最後までいいヒロインっぷりでした。そしていつもどおりのスーパーヒーロー孝太郎。ティアの科学力等パワーアップが止まらない。小物臭のしてた地底の敵勢力を予想どおり一蹴。まぁ最終局面は強敵だったけど、それも仲間たちの力を借りて強大な敵を倒すという王道展開の振りでしたかね。地底編ひと段落で次はまったり展開?後顧の憂いがなくなったキリハさんの攻勢に期待。

  •  地底・地上での二正面作戦による総力戦である。
     ともすればリズムが悪くなりかねない内容をスムーズに、しかも各々を活躍させて描ききる健速さんの腕には、ただただ頭が下がる。脱帽としか言えない。
     特に、前々の登場で使い捨てにされてもおかしくなかったサンレンジャーの活躍は、本当に嬉しいところである。こういう脇役にまで気が配られているのは、本当に希少なことである。

     しかし、終盤のキリハさん(の挿し絵)は本当にお美しい限りで、クリスマスプレゼントをねだる晴海先輩以来のスマッシュヒットだった。
     それだけに、カラー絵のキリハさんは不要だったかもと思う。
     色がある方が綺麗ではあるが、中盤の危機的状況に対するネタバレではあるし(いや、まあ、ネタバレするまでもなく展開は読めるだろうが)、それに「上半身だけ出てるわけじゃないような……」と描写とのズレも気になる。
     ディテールの話ではあるが、ちょっと気をつけてほしかったかなと。

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